# ロボット産業
【グローバルアイ】工場から家庭へ向かう中国ヒューマノイド
「何だかコーヒーがより美味しく感じますね。ハハハ」22日、中国北京市の亦荘開発区で開かれた2024年世界ロボット博覧会で笑い声が響き渡った。中国ロボット業者「清宝」のヒューマノイドが手渡したコーヒーカップを受け取った男性の一言に、周辺の人々も興味深げに眺めた。博覧会
人と作業する「協働ロボ」お試し テストラボ大阪に 台湾、スイス、日本の3社が7台常設
工作機械などの専門商社、山善(大阪市西区)は21日、人と一緒に作業できる「協働ロボット」導入を検討する企業向けに試運転や操作体験のサービスを提供するテストラボを、22日の開設に先立ち報道陣に公開した。JR・大阪メトロ新大阪駅から徒歩圏内に主要メーカー3社の最新ロボットを常設し、従来のラボから面
<チャイナテックの逆襲>人がロボットのボルト締める韓国…中国は「ロボット工場」で大量生産(2)
北京のヒューマノイドロボット革新センターは4月に世界で初めて電気ヒューマノイドロボット「天工」を公開した。油圧でロボットの関節を動かす油圧式ではなく、電気エネルギーで動く天工は油圧式ロボットよりも精密に位置を制御できる。身長163センチメートル、体重43キログラムの天工は1秒当たり550兆回の
<チャイナテックの逆襲>人がロボットのボルト締める韓国…中国は「ロボット工場」で大量生産(1)
慶尚北道(キョンサンブクド)地域に位置するA社は2022年からサービング用ロボットを生産している。家電生産ラインの一部をロボット生産用に転換したが自動化システムを構築することはなかった。収支が合わないと判断したからだ。代わりに作業員が生産ラインでロボットのボルトとナットを締める。同社関係者は「
【ドイツ】独ロボット産業、中国との競争に直面
ドイツのロボット産業は中国との厳しい競争に直面している。国内経済の低迷による受注減で苦戦する中、中国企業の欧州進出がさらなる打撃を与えている。ドイツ機械工業連盟(VDMA)が発表したレポートで同産業の現状を明らかにした。 ドイツのロボット産業の1~4月の国内受注額は、前年同期比
中国上海、「ロボット密度」高めて製造業「スマート化」に注力
上海「大零号湾」科学技術イノベーション策源機能エリアにあるJAKAロボット。さまざまな大きさのロボットが並んでいる姿が目を引く。中国スマート製造およびデジタル転換の現住所を表しているJAKAロボットは中国新質(=新しい質)生産力の代表走者だ。JAKAロボットの李明洋