# ポリメタリック・ノジュール

光の届かない深海で「暗黒酸素」が生成されていた...光合成だけでない「地球の酸素供給源」とそれを脅かす採掘の脅威
2024.08.06

光の届かない深海で「暗黒酸素」が生成されていた...光合成だけでない「地球の酸素供給源」とそれを脅かす採掘の脅威

地球が約46億年前に誕生した時、地球の大気中には酸素がほとんど含まれていませんでした。太陽光を利用して光合成を行うラン藻(シアノバクテリア)が約27億年前に海中に誕生し、二酸化炭素と水から有機物と酸素を生成するようになると、大気中の二酸化炭素は減少し、酸素が増えはじめます。【茜 灯里(作家・科

東大・日本財団 コバルト61万トン予測 南鳥島周辺マンガン団塊
2024.06.24

東大・日本財団 コバルト61万トン予測 南鳥島周辺マンガン団塊

東京大学と日本財団は21日、南鳥島周辺海域でのレアメタルを含む海底資源「マンガンノジュール(団塊)」の揚鉱実証試験に向けた事前調査結果を発表した。広範囲にわたり高密度でマンガン団塊が分布する開発有望海域を特定し、コバルトは日本の需要75年分以上相当の約61万トン、ニッケルは同11年分以上相当の

レアメタル含む岩石2億トン 南鳥島沖、25年採取目指す
2024.06.21

レアメタル含む岩石2億トン 南鳥島沖、25年採取目指す

 小笠原諸島・南鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)内の深海底に、レアメタル(希少金属)を含む球状の岩石「マンガンノジュール」が2億トン以上あることが確認されたと、東京大と日本財団の調査チームが21日発表した。2025年以降、民間企業などと共に商用化を目指した試験採取を始める計画だという。

「日本の発酵食品」西洋との比較で決定的な違い 東洋文化圏でカビを利用する発酵食品が多い事情
2024.06.01

「日本の発酵食品」西洋との比較で決定的な違い 東洋文化圏でカビを利用する発酵食品が多い事情

日本と同じように、世界各国にもさまざな発酵食品があります。世界の発酵食品について、室町時代から600年続く種麹メーカーの第29代当主であり『ビジネスエリートが知っている 教養としての発酵』の著者である村井裕一郎氏が解説します。■世界各国の発酵文化 日本だけでなく、世