# カーボンナノチューブ

半導体微細化に貢献…リンテック、EUVペリクル量産へ
2024.07.16

半導体微細化に貢献…リンテック、EUVペリクル量産へ

リンテックは次世代極端紫外線(EUV)露光装置用カーボンナノチューブ(CNT)ペリクル(防塵膜)を開発しサンプル提供を始めた。数社に初期サンプルを出し、今後フィードバックをもらいながら2025年度の量産開始を目指す。次世代ペリクルをめぐっては、三井化学なども量産化を急ぐ。リンテックは回路線幅2

複層ナノチューブに光照射すると電子の抜け道ができることを発見、筑波大など
2024.07.03

複層ナノチューブに光照射すると電子の抜け道ができることを発見、筑波大など

 窒化ホウ素ナノチューブ(BNNT)の中にカーボンナノチューブ(CNT)が入った複層の構造体に光を照射すると、電子の抜け道ができてチューブ全体が速く振動する現象を、筑波大学などのグループが発見した。単独のBNNTに照射するより低いエネルギーの光で起き、電子のエネルギーが速やかに熱へと変わってい

川俣・旧福田小を工場に バドミントンの新素材ガット製造、世界へ
2024.06.27

川俣・旧福田小を工場に バドミントンの新素材ガット製造、世界へ

 ラケットスポーツ用品の研究開発と製造を手がけ、福島県飯舘村に二つの工場を置くCRSスポーツ工業(埼玉県)は9月から、新たに川俣町の旧福田小を工場として活用し、バドミントンのガットの製造を本格的に始める。町と同社が26日、立地協定を結んだ。 同社は2018年の設立で、全て輸出向け

次世代露光装置用「CNTペリクル」、三井化学が量産
2024.06.15

次世代露光装置用「CNTペリクル」、三井化学が量産

三井化学は半導体製造用の次世代露光装置で使われるカーボンナノチューブ(CNT)ペリクルを量産する。岩国大竹工場(山口県和木町)に生産設備を設け、2025年12月に完工する予定。生産能力は年5000枚で、投資額は非公表。拡大する先端半導体需要に対応する。ペリクルはフォトマスク(半導