# オースチン・ヒーレー
新品ホワイトボディで組んだMG-B【前編】パワーではなく、操る楽しさを味わうスポーツカー
【欧州名車列伝|1965年式 MG MG-B 前編】1950~60年代の英国で数多く誕生した「ブリティッシュ・ライトウエイト・スポーツカー」は、北米市場を中心に、その手軽さと走りの楽しさから、幅広い層から支持された。そんな英国製ライトウエイトスポーツの代表格といえるクルマがMGB
ベースは自社初のサルーン ヒーレー・シルバーストン(2) アマチュアドライバーを支えた傑作
ヒーレー・シルバーストンの前後のタイヤは、カーブを描くサイクルフェンダーが覆う。最高出力は控え目だが、空気抵抗の小さいボディがそれを補った。フロントノーズから、スペアタイヤがバンパーを兼ねるテールエンドまで、平面のパネルはほぼない。シルバーストンのデビュー戦は、1949年のフラン
公道で乗りやすくサーキットも有利! ヒーレー・シルバーストン(1) 部品の総和以上の完成度
1945年に第二次大戦が集結すると、英国では10年ほどの間に11か所のサーキットが次々とオープンした。グッドウッドにキャッスルクルーム、スラクストン、スネッタートンなど、その殆どは、不要になった軍の飛行場が転用された。1950年代が始まる頃には、本格的な設備も整えられた。国際イベ
「レクサスLBX」には「MORIZO RR」 人の名前をいただくクルマを検証する
先日リリースされた「レクサスLBX MORIZO RR」。MORIZOとは言うまでもなくトヨタの豊田章男会長のニックネームだが、それを運転していて思いついたというwebCG編集部のFくんから、「車名に人名がついたクルマって、けっこうありそうな気がしますが、どんなもんでしょう?」と問われた。
列強と肩を並べた高級車【2】オースチンのコピーと噂されたダットサン|1938年式 ダットサン17型ロードスター
日本最初の本格的量産車両であるダットサンの中でも2座の高級車として登場した17型ロードスター。林さんのコレクションから、当時の姿を残す個体を紹介する。【林コレクション 1938年式 ダットサン17型ロードスター vol.2】品質的には舶来品のオースチン
乗るなら目立つブラックキャブ! 石油王が好んだ特注オースチン・タクシー(1) ベースは定番のFX4
映画俳優のシド・ジェームズ氏や貴族のエディンバラ公は、匿名性が高いという理由で、ロンドンではブラックキャブ、通称ロンドンタクシーを運転していた。他方、石油王のヌバール・グルベンキアン氏も黒いオースチンを好んだが、これは良く目立った。1896年に、大富豪の息子として生まれたヌバール