【高校野球】天理、京都国際に敗れ決勝進出ならず 「術中にはまった」 藤原監督は相手左腕・中崎に脱帽

AI要約

天理は京都国際に敗れ、13年ぶりの決勝進出を逃す。

京都国際の左腕ピッチャーを攻略できず、夏に向けての課題を明確にする。

松本大和選手は良い投手との対戦で課題を感じる。

【高校野球】天理、京都国際に敗れ決勝進出ならず 「術中にはまった」 藤原監督は相手左腕・中崎に脱帽

◆春季近畿大会 ▽準決勝 京都国際5―1天理(1日・明石トーカロ)

 春季近畿大会準決勝の第1試合は、天理(奈良)が今春センバツ出場の京都国際に敗れ、優勝した11年以来13年ぶりの決勝進出を逃した。京都国際のプロ注目左腕・中崎琉生投手を攻略できず、4安打。藤原忠理監督は「回を重ねるごとに良くなっていき、術中にはまってしまった」と肩を落とした。夏に向けては、「今日みたいな投手を打つのではなく、どう崩していくか。そこのレベルをさらに上げていきたい」。安打だけではなく、四球や進塁打などを絡めて塁をにぎわせ、好投手を追い詰めていく指針を示した。

 高校通算11本のスラッガー・松本大和一塁手は無安打。9回の第4打席は1死一、二塁の好機で右飛に倒れた。「良い投手と当たったときの打撃がまだまだ足りない。そこら辺を詰めていければ」と夏への課題を挙げた。