去就注目の角田裕毅について、VCARBのバイエルCEOが来季残留を希望「ユウキは大きな進歩を遂げた」5季目突入はあるのか|F1

AI要約

ビザ・キャッシュアップRBのCEOピーター・バイエル氏が、角田裕毅について称賛の言葉を述べている。

角田裕毅が成長し、VCARBでのパフォーマンスが向上していることを強調。

来季の角田裕毅の去就について、現時点では不明瞭であり、VCARBのラインナップについてCEOがコメントしている。

去就注目の角田裕毅について、VCARBのバイエルCEOが来季残留を希望「ユウキは大きな進歩を遂げた」5季目突入はあるのか|F1

ビザ・キャッシュアップRBのCEOピーター・バイエル氏が、角田裕毅について称賛の言葉を述べている。

昨季までのアルファタウリから、同チームはビザ・キャッシュアップRBという新チームに変わった。昨季は低迷していたものの、今季はVCARB 01は中団勢でもトップクラスの位置で戦っており、今季8戦ここまで角田裕毅は19ポイントを手にしている。これは角田が昨季稼いだ22戦17ポイントを、8レースで早くも上回った形に。

チームの屋台骨を支えるまでに成長した日本人ドライバーについて、バイエルCEOは「本当に大きな進歩を見せている」と賛辞を贈った。『F1』公式がその言葉を伝えている。

「ユウキは間違いなく大きな進歩を遂げたと思うよ。それはフィジカル的な準備だけでなく、トラック上でパフォーマンスを発揮するための、メンタル的な準備もしっかりできるようになった」

「実はチームラジオで悪態をつくたびに罰金が科せられるんだ。それも踏まえて、彼は自分をレース中も感情をコントロールできるようになった」

「それに、ユウキはエンジニアたちとのフィードバックについても、とてもプロフェッショナルな仕事をしている。本当に大きな成長を遂げたね」

現在角田は来季の去就についてはまだ不明瞭となっている。レッドブル昇格を目指している一方で、今季は内容だけでなく結果がしっかり伴っているレースが目立つことから、他チームからの関心も寄せられている状況だ。

バイエルCEOは”いつ来季のドライバーラインナップを決めるのか”と聞かれ、こう返答した。

「我々は両ドライバー(角田&ダニエル・リカルド)の仕事ぶりに満足している。正直に言って、いつどうなるかという議論で、時間を無駄にするつもりはない」

「現在のVCARBは非常に強力なラインナップを保持していて、素晴らしいリザーブドライバー(リアム・ローソン)もいるからね。まずは、我々がすべきことは彼らに強力なマシンを提供し続けることだ。それにできる限りの改善もして、より上のポジションで戦えるようになりたいね」