古賀紗理那が19得点でフランスを圧倒!大一番の中国戦へ“勝利のポイント”に挙げたのは?【女子バレー】

AI要約

女子日本代表がVNLでフランスを圧倒的な勝利で下し、4勝2敗となった。

キャプテンの古賀は19得点の活躍を見せ、チームの勝利に貢献。

次は中国との試合でパリ五輪出場をかけて戦う日本代表。

古賀紗理那が19得点でフランスを圧倒!大一番の中国戦へ“勝利のポイント”に挙げたのは?【女子バレー】

 中国のマカオで行われているバレーボールのネーションズリーグ(VNL)は5月30日、女子日本代表(世界ランク8位)が開催国枠でパリ五輪出場権を持つフランス(同17位)と対戦し、セットカウント3-0(25-14、25-18、25-15)で圧勝。今大会の通算成績を4勝2敗とした。

 第1セットは、山田二千華のサービスエースが決まるなど4連続得点で試合の主導権を握ると、終盤には古賀紗理那のスパイクで得点を重ねて、このセットを先取した。

 第2セットも序盤から日本が優位に進めていき、最後は石川真佑がスパイクを決めて25-18で連取すると、第3セットは序盤の競り合いを制して中盤引き離し、このセットも奪ってストレート勝ちを収めた。

 この試合、キャプテンの古賀は両チーム最多得点となる19得点を挙げた。スイスのバレーボール専門メディア『Volleyball World』もXで「サリナ・コガ! アウトサイドヒッターの彼女は19得点を挙げ、日本の成績を4勝2敗に伸ばした」と、古賀の活躍ぶりを紹介している。

 その古賀は試合後の『BS-TBS』のインタビューで「最初のスタートの所からしっかりサーブを工夫して打っていこう、とスタッフからもあったし、選手でも話して、そこがしっかりできたのが今日の勝因かなと思います」と、振り返った。

 31日はパリ五輪への切符を獲得するために負けられない中国との対戦になる。古賀は「高さのあるチームだし、オフェンス力の高いチームだと思う。今日に引き続きサーブでパスをオフにするっていうところが相手にストレスをかけられるのかなと思う」と話し、「サーブをオフにして、タッチをしっかり、しつこく取っていくのが明日はカギになってくるかなと思います」と、勝利へのポイントに「サーブ」を挙げた。

 中国戦へ向けて弾みのつく白星を手にした日本。2016年リオ五輪金メダルの強敵撃破へ、古賀キャプテンのもとチーム一丸でパリへの道を突き進む。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]