【阪神】西勇輝のミスに虎党も岡田監督もタメ息「あわてんでええのになあ」

AI要約

阪神・西勇輝投手が乱調し、チームは日本ハム戦で大敗。ファンから落胆の声が上がる。

西勇輝投手の痛恨の一打と慌てたプレーが失点を招く。指揮官も困惑。

西勇輝投手の怒りとチームの打線の不調により、岡田監督も落胆の表情。

【阪神】西勇輝のミスに虎党も岡田監督もタメ息「あわてんでええのになあ」

 阪神・西勇輝投手(33)が30日の日本ハム戦(甲子園)に先発し、4回7安打4失点の乱調で今季2敗目。チームも0―6で大敗し、スタンドに詰めかけた虎党から落胆の声が響き渡った。

 4回先頭からマルティネスの右中間二塁打、続く松本剛にも左前打を許して無死一、三塁。ここで6番・投手の山崎福に中前適時打を浴び、先制点を献上した。

 元同僚に食らった痛恨の一打について「オリックスの時からバッティング練習も良かったし、警戒しないはずはなかった」とコメント。だが、思惑通りに事は運ばず完全にリズムが狂った。

 場面は4回無死一、二塁と変わり、続く伏見の投前への犠打を今度は慌てて三塁へ悪送球(記録は犠打野選に失策)。送球がファウルグラウンドを点々とする間に、二走の松本剛を生還させてしまった。さらに無死二、三塁とピンチが拡大し、水野にはトドメの右前2点適時打を食らってしまった。「自分のミスです。結果の世界ですから」と話す言葉には自らへの怒りが込められていた。

 岡田監督は「そんなあわてんでええのになあ。序盤やのに」とベテランらしくないミスにため息。西勇の乱調はもとより、ここ7試合連続で2得点以下という打線に指揮官も「つないでいくも何も…」とあきれた表情を浮かべるしかなかった。