バイエルン新監督にコンパニー氏、長い後任探しに終止符

AI要約

バイエルン・ミュンヘンが元イングランド代表のヴィンセント・コンパニー氏を新監督として3年契約で招聘。

バイエルンは12年ぶりの無冠で退任が決まっていたトーマス・トゥヘル監督の後任としてコンパニー氏を選任。

コンパニー氏はバーンリーFCで昇格に成功したが、今季プレミアリーグで低迷。ジョゼップ・グアルディオラ氏の推薦もあるという。

バイエルン新監督にコンパニー氏、長い後任探しに終止符

【AFP=時事】サッカードイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は29日、ヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)氏(38)の新監督就任を発表した。契約期間は3年。コンパニー氏は今季イングランド・プレミアリーグのバーンリーFC(Burnley FC)を指揮したが、チームは2部に降格しており、サプライズの人選となった。

 今シーズン12年ぶりの無冠に終わったバイエルンは、王者バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)との優勝争いで後れを取った2月にトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)前監督と今季限りでの退任で合意していた中で、ようやく長期に及んだ後任探しに終止符を打った。

 報道ではレバークーゼンのシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督、オーストリア代表のラルフ・ラングニック(Ralf Rangnick)監督にも関心を示していたが、いずれも就任を断られたとされている。

 コンパニー氏は2022年にバーンリーの監督に就任すると、1年目にチームをチャンピオンシップリーグ(2部)から昇格に導いたが、今季はプレミアリーグで苦戦し、1部ではクラブ史上ワーストとなるシーズン5勝、勝ち点24の獲得にとどまった。

 バイエルンの指揮官就任をめぐっては、プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の現監督で、バイエルンの元監督のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)氏が、コンパニー氏の招へいを古巣に推したとされている。コンパニー氏は現役時代にシティでグアルディオラ監督の指導を受けた経緯がある。【翻訳編集】 AFPBB News