広島・末包「28歳の1試合目良かったです」 先制2点適時打は3試合ぶり打点 チームを首位に導く

AI要約

広島がオリックスを2-1で破り、首位浮上を果たした。

末包昇大の2点タイムリーが決勝点となり、7回1失点の床田投手が6勝目を挙げた。

末包は誕生日を迎えても好調で、打線をけん引して連勝に貢献した。

広島・末包「28歳の1試合目良かったです」 先制2点適時打は3試合ぶり打点 チームを首位に導く

 「広島2-1オリックス」(28日、マツダスタジアム)

 広島が4連勝で首位に浮上した。一回に末包昇大外野手の右前打で2点を先制し、床田寛樹投手が7回1失点でハーラー単独トップ6勝目を挙げた。

 雨上がりのマツダスタジアムのボルテージを末包昇大外野手がいきなり高めた。交流戦に入っても勢いは止まらない。「三振じゃなくて、バットに当ててどうにかしてやろうと思ったのがいい結果になった」。3試合ぶりとなる打点を挙げ、チームを首位浮上に導いた。

 初回だ。2死一、三塁で打席へ。5球目に一走・小園が盗塁を決め、さらにチャンスが広まった。2球で追い込まれていたものの、際どいボールに食らいつき、6球目。エスピノーザが投じた外角のカーブにバットを合わせ右前に運び、先制の2点適時打をマーク。「カーブがきたらセンター方向にというイメージはあった。それがそのまま出せて良かった」と振り返った。

 27日に誕生日を迎え、28歳になった。チームメートからも祝福されたというが、「この歳なので誕生日と言われるのも…」と苦笑い。それでも「28歳の1試合目良かったです」と汗を拭った。

 マツダスタジアムでのオリックス戦の連敗は6でストップ。「一日一善じゃないですけど、継続していきたい」と末包。勝負強い大砲が打線をけん引する。