【F1】モナコGPで〝同士打ち〟アルピーヌのオコン更迭も 後任にシューマッハとドゥーハン浮上

AI要約

26日に行われたF1モナコ・グランプリ(GP)決勝でアルピーヌのエステバン・オコンが同僚のピエール・ガスリーとの衝突事故を起こし、更迭の可能性が高まっている。

アルピーヌはオコンの不必要な追い抜きに対して厳罰を考えており、ファミン代表は「相応の報いを受けるだろう」と発言。

電撃交代の候補としてリザーブドライバーのジャック・ドゥーハンやミック・シューマッハの名前が挙がっている。

【F1】モナコGPで〝同士打ち〟アルピーヌのオコン更迭も 後任にシューマッハとドゥーハン浮上

 26日に行われたF1モナコ・グランプリ(GP)決勝で、アルピーヌのエステバン・オコン(27)が同僚のピエール・ガスリー(28)に衝突した事故を受けて更迭される可能性が高まっている。

 オコンは1周目のトンネル手前で、前にいるガスリーに不必要な追い抜きを仕掛けて衝突。自身はその後にリタイアとなり、ガスリーもマシンに大きなダメージを負って戦略に影響が出た。

 そのためオコンの〝愚行〟に対して、アルピーヌが厳罰をくだす可能性が高まっている。

 米メディア「エッセンシャリースポーツ」は「アルピーヌのブルーノ・ファミン代表は、グリッド上のチームドライバーを減らす不必要な事故に不満を示した。オコンは攻撃的な運転で知られており、過去にはレースで結果を損ねたこともある」として、ファミン代表が「相応の報いを受けるだろう」と語ったことを指摘し、ドライバーの交代、つまり更迭は避けられないとの見通しを示した。

 同メディアは後任候補として「チーム代表はアルピーヌのリザーブドライバーであるジャック・ドゥーハンと話をしているところを目撃された。そうしない理由はほとんどない。ドゥーハンは将来有望なドライバーだ」と指摘し、有望株として知られるドゥーハンの昇格を予想した。

 また、英紙「ミラー」は「アルピーヌは、現ドライバー間の不和の中で、ミック・シューマッハにF1グリッドへの復帰の道を提供する可能性がある」と報道。〝皇帝〟ミハエル・シューマッハ氏の息子のミックは2022年のハース在籍を最後にF1正ドライバーの座から遠ざかっており、現在はメルセデスのリザーブを務めている。

 伝統の舞台で起きたまさかの〝同士打ち〟クラッシュを巡って、電撃交代があるのか。