グレイソン・マレーは自ら命を絶ったと両親が明かす「息子は愛されていた」

AI要約

PGAツアー選手のグレイソン・マレーが自殺したことが両親から明らかにされた。

マレーは体調不良を訴えて大会を棄権し、翌日に亡くなった。

マレーは過去にアルコールやうつ病との闘いがありながらも、今年1月に2勝目を挙げていた。

グレイソン・マレーは自ら命を絶ったと両親が明かす「息子は愛されていた」

 グレイソン・マレー(米)の死因は自殺だったと両親のエリックさん、テリーさんが26日、PGAツアーを通して明かした。

 24日、マレーはチャールズ・シュワブ・チャレンジ(テキサス州/コロニアルCC)の第2ラウンド途中(16ホール終了後)で体調不良を訴え棄権。翌日の25日にマレーが亡くなったと発表されたが、死因については明らかになっていなかった。

 両親はステートメントにて「息子が亡くなった事実を受け入れようとこの24時間を過ごしてきました。答えが見つからない質問はたくさんありますが、グレイソンは愛されていましたか? その答えはイエスです。私たち、兄妹、親戚、友人、仲間、これを読んでいる多くの人たちから息子は愛されていました。私たちはたくさんのサポートをして下さったPGAツアーとゴルフ界全体に感謝したいと思います。グレイソンにとって人生は必ずしも楽なものではなく、息子は自ら命を絶ちましたが、今は安らかに眠っていることでしょう」などと記した。

 マレーは2017年のバーバゾル選手権でツアー初優勝を飾った後はアルコールやうつ病との闘いもあって勝利から遠ざかっていたが、今年1月のソニー・オープン・イン・ハワイで7年ぶりの2勝目を挙げていた。30歳だった。