第108回インディ500、雷雨予報でスタートディレイ。観客には安全な場所への避難勧告

AI要約

第108回インディ500は、天候の影響でスタートがディレイされた。

雷雲の接近や安全上の理由から、レースの実施が不透明な状況となっている。

ポールポジションはスコット・マクログリンで、佐藤琢磨は10番手からのスタートとなる。

第108回インディ500、雷雨予報でスタートディレイ。観客には安全な場所への避難勧告

 第108回インディ500は、サンダーストームがインディアナポリス・モータースピードウェイを襲う予報となっていることから、スタートがディレイされた。

 今回のインディ500は、プラクティスから天候に悩まされているが、決勝レースもスタート前に雷雲が接近するという予報が出された。

 曇天のインディアナポリスでは、恒例のスタート前のセレモニーも一時中断、サーキットに集まったファンには雷から身を守るよう避難勧告が出された。

 当然、予定通りの時刻(日本時間27日1時45分)にレースはスタートできず、天候の回復を待つことになった。

 安全上の理由から、オーバルでのレースはドライコンディションでのみ行なわれる。したがって、日曜日にレースがスタートできるかどうかはまだ分からない。雨が通り過ぎた後、路面を乾かしてレース実施を目指すことになるが、インディカーが不可能と判断した場合インディ500は月曜日に順延となる。日曜日のうちに、レースが行なわれるかどうか、何時行なわれるかが今後発表される。

 ポールポジションはスコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は10番手。グリッド4列目イン側からのスタートとなる。