【ONE】フライデーファイツ64で2連勝石黒翔也と初白星片島聡志が150万円ボーナス獲得!

AI要約

ONEチャンピオンシップは24日、バンコクのルンピニースタジアムで「ONEフライデーファイツ64」を開催。日本人選手4人が出場し、石黒翔也が一本勝ちで2連勝、片島聡志がKO勝利でONE初勝利を挙げた。

大森弘太と佐藤執斗はそれぞれ1RKO負けで敗北。大森はデビュー戦で黒星、佐藤は2連敗となった。

石黒は試合後にボーナス獲得を喜び、片島は家族旅行を楽しみにする姿を見せた。

【ONE】フライデーファイツ64で2連勝石黒翔也と初白星片島聡志が150万円ボーナス獲得!

<ONE:フライデーファイツ64>◇24日◇タイ・ルンピニースタジアム

 アジア最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは24日、「ONEフライデーファイツ64」を聖地ルンピニースタジアム(バンコク)で開催し、日本人選手4人が出場した。

 第1試合のサブミッション・グラップリング(139ポンド=約63・04キロ契約、10分1R)で、石黒翔也(27=Carpediem)がブルーノ・アセベド(33=ブラジル)と対戦。1R9分17秒、サブミッション(ヒールフック)で一本勝ちした。石黒は判定3-0で勝利した3月の寒河江寿泰戦に続き、ONE2連勝となった。

 石黒は試合後、英語で「レッグロックを狙うプランでしたけど、彼はタフで逃げるのもうまかった。彼はカウンターで僕の足を攻めてきたから、自分の足を心配して10分近くまでとてもナーバスになってしまった。でも最後の3秒くらいで誰かが『攻めろ、攻めろ!』って言ったんで、よしサブミッションを決めなきゃと思って、決めることができてよかった。すごくうれしいし、ここに戻ってくることができて感謝しています。今日はONEでの2試合目で、相手もとてもタフだった。試合をしてて楽しかった」と笑顔で話した。

 するとリングアナウンサーが「こちらこそ、試合を見てて楽しかったよ。君はリスクをとって、報酬を得たんだ。35万バーツ=約150万円のボーナス獲得だ!」と叫ぶと、石黒は信じられない、といった表情で頭をかかえて喜んだ。

 また第2試合では、今年2月のRIZINランドマーク8佐賀大会でも勝利した片島聡志(33=Kick Life)が126ポンド(約57・15キロ)契約のムエタイ(3分3R)でチャン・ルーミン(21=中国)と対戦。2R43秒、パンチ、肘の連打から最後は左ボディーブローでKO勝ちした。

 片島はONE初勝利で、これで通算1勝1敗。試合後、ボーナス獲得を伝えられると「めちゃうれしいです。家族で旅行に行きます」と満面の笑みを浮かべていた。

 第5試合に出場した大森弘太(22=PK・センチャイ・ムエタイジム)はジョハン・エストゥピニャン(コロンビア)に、第6試合の佐藤執斗(26=グラップリングシュートボクサーズ)はティーヤイ・PK・センチャイ(タイ)に、それぞれ1RKO負け。大森はデビュー戦黒星、佐藤は2連敗となった。