「どれだけ難しくても、ハードルが高くても、常にこだわっていきたい」J1サンフレッチェ広島・満田誠が向き合う数字と結果

AI要約

満田誠は新スタジアムでの試合を通じて、広島市の雰囲気の変化やサポーターの激励を感じ、タイトル獲得への意欲が高まっている。

日本代表選出された同期に刺激を受け、自らの評価向上に向けて結果を残す決意を示す。

シーズン序盤であるが、厳しい試合を乗り越えながら、常に結果を追求する姿勢を貫いている。

「どれだけ難しくても、ハードルが高くても、常にこだわっていきたい」J1サンフレッチェ広島・満田誠が向き合う数字と結果

 2024シーズンは開幕戦からボランチで起用され、中盤の要としてさらなる進化を続けているサンフレッチェ広島の満田誠。満田が語る背番号11への思い、そして、今季からホームとなった新スタジアムへの思いとは。(全4回/第4回)

◆日本一のスタジアムができた。ピッチから見る光景は圧巻

ーエディオンピースウイング広島で試合がある日は、広島市中心部の雰囲気や人出が、明らかに変わりました。

「カープの試合があるときの広島駅周辺の雰囲気はすごいですよね。以前あの光景を見て、『サンフレッチェでも、こんな感じになったらいいな』と、うらやましさと悔しさを感じました。同じような雰囲気になっていると思うと、とてもうれしいです」

ータイトル獲得への思いが、これまで以上に強くなっているのではないですか。

「はい。広島のサッカーが盛り上がるためにはスタジアムだけでなく、自分たちサンフレッチェの結果も大事で、特に1年目は重要だと思います。内容も含めて、見に来てくれた人たちが、また見に行きたいと思えるような試合をしていけば、ずっと満員という状況を続けていけるはずです」

ーEピースでは6月に日本代表の試合が開催されます。3月の試合では大迫敬介選手と川村選手がメンバーに選ばれました。

「同期が2人選ばれていて刺激になりますし、負けたくない気持ちもあります。サンフレッチェで頑張って結果を残し、自分の価値を高めていくだけです。結果を残していれば、おのずと見えてくるはずですし、自分がやれることをやるだけです」

ーまだシーズン序盤、これからも厳しい戦いが続いていきます。

「内容も大事ですが、やはり結果を残さないと自分の評価も上がりません。どれだけ難しくても、ハードルが高くても、常に自分を厳しく評価して、数字にこだわっていきたいです」