【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】組み立てに課題を残す中原航大「今のうちに勉強」準決は石田典大に挑戦だ

AI要約

123期の中原航大が課題を克服し、優出切符を手に入れる。

中原選手は脚力に自信があり、A2昇格前に走り方を磨こうと決意する。

準決7Rではシリーズリーダー石田典大に果敢に挑み、経験値を積む。

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】組み立てに課題を残す中原航大「今のうちに勉強」準決は石田典大に挑戦だ

<23日・小倉競輪・初日>

 123期の中原航大が課題を克服して、優出切符をつかむ。予選4Rは王道ともいえる前受けからの突っ張り先行で勝利。「ラインで決まりやすいように走れた」と誇らしげに話すと、マークした岡田浩太からも「めちゃくちゃ踏み直されたし、強かった。いずれは上(S級)で走る選手になるよ」と太鼓判を押してもらった。

 脚力は足りている。それでいて通算優勝が1回しかないのは不思議だ。その理由は明白で「勝負どころまでの組み立てが駄目だから、なかなか結果がついてこない」。自力型同士で確定板を占めることも多い決勝は、ちょっとしたミスや無駄な動きが勝敗を分ける。7月からA2に昇格することが既に決まっているだけに「今のうちに走り方をしっかりと勉強しておきたい」とまなざしは真剣そのもの。準決7Rは同期でシリーズリーダーの石田典大に明確な意思と目的を持った走りで挑み、がっちりと経験値を積み上げる。