バルベルデ、引退のクロースに思いを告白「どうか知っておいてほしい…子供の頃からのアイドルである君が大好きなんだ」| ラ・リーガ

AI要約

レアル・マドリードMFフェデ・バルベルデ(25)が、引退を発表したMFトニ・クロース(34)への思いを綴っている。

クロースは21日にEURO2024後の引退を発表。レアル・マドリードの選手として臨む残り試合は、25日のラ・リーガ最終節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのベティス戦と、6月1日のチャンピオンズリーグ決勝ボルシア・ドルトムント戦のみとなった。

ドイツ代表MFの引退発表を受けて、その思いの丈を打ち明けたのが、バルベルデだった。ウルグアイ代表MFはSNSで、憧れの存在であったクロースのそばで「あと10年は一緒にプレーしたかった」と書き記している。

レアル・マドリードMFフェデ・バルベルデ(25)が、引退を発表したMFトニ・クロース(34)への思いを綴っている。

クロースは21日にEURO2024後の引退を発表。レアル・マドリードの選手として臨む残り試合は、25日のラ・リーガ最終節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのベティス戦と、6月1日のチャンピオンズリーグ決勝ボルシア・ドルトムント戦のみとなった。

ドイツ代表MFの引退発表を受けて、その思いの丈を打ち明けたのが、バルベルデだった。ウルグアイ代表MFはSNSで、憧れの存在であったクロースのそばで「あと10年は一緒にプレーしたかった」と書き記している。

「子供だった僕たちには、もれなく全員にアイドルがいた。憧れ、テレビで釘付けになり、『大人になったらあの人にみたいになりたい』と思い描いた存在が。想像力豊かな子供ならば、とても遠い存在で、触れることのできない、手が届き得ないそのアイドルと一緒にプレーすることを夢に見たりしていたんだ」

「その子供こそが、僕だった。その子は夢を叶えて、ずっとアイドルだった選手のそばでプレーをしたんだ」

「今は不思議な気持ちで、胸がいっぱいになっている。僕は知っているんだ。その子供が、あと10年は君と一緒にプレーしたかったことを。僕自身もそうさ、トニ。だって僕は、君に憧れていたその子供であり続けることを、決して止めなかったんだから」

「1日中、この手紙に書くことを考えていた。多分、君に言ったことはなかったし、直接伝えられるのかどうかは分からない。だけど、このことを知っていてほしいんだ」

「君のことが大好きだ。僕が僕である理由は、君のおかげでもあるんだよ」

すると、クロース本人がこの愛があふれたメッセージに返答。「親愛なるフェデよ。僕にとって君がとても大切な存在であることは知っているだろう。僕は君のことを選手としても人間としても好きなんだ。将来的にこのチームのキャプテンとなるためのすべてを、君は間違いなく持っている。僕はいつだって君のそばにいるよ! 明日、また違うことについて話そうぜ」と記した。さらにハッシュタグで自身の背番号「8」を記しており、バルベルデにその番号を譲る意思も示している。

文・翻訳/江間慎一郎