日本ハム・野村佑希、待望の今季1号アーチ 「めっちゃ見た」”マチャド打法”駆使「これをきっかけにしたい」

AI要約

日本ハムの野村佑希外野手が待望の初の本塁打を放った。

野村はマチャド打法を取り入れ、他の打者の映像を参考にフォームを修正している。

野村は不振から抹消されたが、ファームで調整を経て1軍へ復帰し、今後の活躍が期待される。

日本ハム・野村佑希、待望の今季1号アーチ 「めっちゃ見た」”マチャド打法”駆使「これをきっかけにしたい」

◇19日 ロッテ4x―3日本ハム(ZOZOマリン)

 日本ハムの野村佑希外野手が”マチャド打法”を駆使して今季61打席目で待望の1号アーチを放った。2点を追う7回1死走者なしでロッテ先発左腕・小島が5球目に投じたストレートを完璧に捉え、左翼席にたき込んだ。

 「これをきっかけにしたいという思いはある。良いものをもっと増やしていければ。まだまだ足りない打席もあるので、その辺を修正してもっとチームに貢献したい」

 フォームを修正すべく目を皿のようにしてあらゆる長距離打者の打撃映像をチェックしたという。「昨日はマニー・マチャドのホームラン集をめっちゃ見た。別にまねするとかではないですけど、バットを持ちながら30、40分くらいかな」 マチャドは元日本ハムのダルビッシュ有投手が所属するパドレスの右の大砲で、メジャー通算318本塁打を誇る。

 参考にする打者は右左は関係なく、「(ソフトバンクの)近藤さんや(楽天の)浅村さんを見たり。それこそマンチュー(万波)も見たりします。打っている人を見ているといいイメージが湧いてくるので遊びがてら、暇つぶしがてらで」と明かした。

 入団6年目の主力選手で今季も開幕スタメンに名を連ねるも、打撃不振で4月12日に出場選手登録を抹消された。その後はファームで再調整をして今月6日に1軍に復帰。これが完全復活の足掛かりとなるか。