FC東京、長友佑都が3戦ぶりのスタメンで5118日ぶりの本拠地での得点「この試合が最後だと思って試合に入った」

AI要約

長友佑都が5118日ぶりに本拠地で得点を決める

若手選手が躍動する中で存在感を発揮する

長谷部、岡崎の引退に対する思いをプレーで表現

FC東京、長友佑都が3戦ぶりのスタメンで5118日ぶりの本拠地での得点「この試合が最後だと思って試合に入った」

◆明治安田J1リーグ▽第15節 FC東京1―1横浜FM(19日・味スタ)

 FC東京の日本代表DF長友佑都が、5118日ぶりに本拠地・味の素スタジアムで得点を決めた。

 0―1の後半10分。ゴール正面でMF松木の横パスを受けると、右足を振り抜き、ゴール右隅へ豪快なシュートを突き刺した。10年5月15日の清水戦(2△2)以来となる本拠地でのリーグ戦での得点に「ダイレクトで、いいインパクトでシュートを打とうと。結構、無心に近かった。基本的に常に力んじゃうから、無心っていうのが良かったと思いますし、また新しい、自分自身の成長っていう部分も含めて見せていけるんじゃないかな」と手応えを口にした。

 この日は3戦ぶりの先発出場。サイドバックには、白井、バングーナガンデ、徳元、負傷から復帰が近い中村ら実力のある選手がそろっていることもあり、37歳のベテランは「若手もすごく躍動してるし、大げさかもしれないですけど、この試合が最後だと思って、自分もベテランで後がないと思ってこの試合も入りました」と強調。そうした中で攻守に存在感を発揮した。

 また、日本代表で長年一緒にプレーしてきた長谷部、岡崎が現役引退したことについて聞かれると「一緒に戦ってきた仲間ですから寂しい思いが強いです。僕も彼らの戦ってきた思いも含めて、しぶとくこのピッチの上で躍動したいなと、生き続けたいなと。そういう覚悟も芽生えました」。その思いをプレーで表現し、結果を残した。