J2仙台 栃木を2―1で下し5年ぶり4連勝…FW中島元彦が頭で2ゴール

AI要約

ベガルタ仙台が敵地で栃木を2−1で破り、5年ぶりの4連勝を達成した。

栃木が立ち上がりからハイプレスをかけ、前半9分に先制点を奪うも、仙台は落ち着きを取り戻し、同16分に同点ゴールを決める。

後半14分に中島が決勝点を挙げ、仙台が敵地で勝利を収めた。

J2仙台 栃木を2―1で下し5年ぶり4連勝…FW中島元彦が頭で2ゴール

◆明治安田J2リーグ ▽第16節 ベガルタ仙台2―1栃木(19日・カンセキスタジアムとちぎ)

 敵地に乗り込んだベガルタ仙台は19位と低迷し、監督を解任したばかりの栃木に勝利。2019年以来5年ぶりの4連勝を達成した。

 立ち上がりからハイプレスを仕掛け、勢いよく試合に入った栃木の前に少しバタついた仙台。前半9分にはロングボールをはね返しきれないでいると、ミドルシュートを浴び先制点を許した。

 しかし、その後は落ち着きを取り戻し押し込む時間が増えると、前半14分にこの日初めてのコーナーキックから郷家友太が混戦でファウルを受けPKを獲得。FW中島元彦がキッカーを務めゴール左にシュートを放ち、一度は止められ、はね返ってきたボールを頭で押し込み、同16分に試合を振り出しに戻した。

 後半14分にも中島がネットを揺らした。左CKからニアへ鋭いボールが入ると、頭でボールをしっかりと捉え勝ち越し。サポーターの元へ駆け寄り、喜びをかみしめた。勝ち越した後も相手にペースを握らせることなく試合を運び、敵地で勝ち点3を積み上げた。