大谷翔平、試合後のロッカーで“仲間”に伝えた感謝 50号の瞬間もベンチに向かって吠えた…悲願だった『勝利の美酒』は「サポートのおかげ」

AI要約

大谷翔平選手が歴史的な活躍を見せた試合で、6安打10打点2盗塁を含む3打席連続アーチを放ち、ドジャースの勝利とプレーオフ進出を決めた。

大谷はチームメートや監督に感謝の言葉を述べ、プレーオフ進出を夢見ていたことを語り、チームの素晴らしい1日に喜びを感じた。

大谷は過去の困難な出来事にも関わらず、チームやサポートを支えてくれている人々に感謝の気持ちを持ち続けている。

大谷翔平、試合後のロッカーで“仲間”に伝えた感謝 50号の瞬間もベンチに向かって吠えた…悲願だった『勝利の美酒』は「サポートのおかげ」

◇19日(日本時間20日) マーリンズ4―20ドジャース(マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「50―50」を歴史的な活躍で決めた。3打席連続アーチを含む最多6安打10打点2盗塁。その偉業達成と同じくして、チームはプレーオフ進出を決めた。

 2つのお祝い。試合後、大谷の「50―50」達成記念Tシャツも配られ、チームメート、監督、選手、スタッフはシャンパンで乾杯した。

 大谷はプレーオフ進出の喜びをこう語った。「チームは変わったが、メジャーに来てからずっと夢に見ていたところ。まずは今日決まって、チームとして素晴らしい1日になった」。

 ロバーツ監督によれば、大谷は試合後のロッカーで選手や監督の前で感謝の言葉を述べたという。「選手たちや周囲のサポートのおかげだと、短い言葉で感謝を伝えた」。

 思えば、水原一平元通訳の巨額銀行詐欺事件の時も周囲への感謝を口にした。「(親友を失った)喪失感より、チームメートやチーム、支えてもらっている人たちがたくさんいる。むしろそっちの方がありがたいと感じる面が多い」。

 50号を放った時、大谷は打球を追わずに、ベンチを見た。仲間に向かって吠えた。「みんなすごく喜んでくれた。思い出になる」。6シーズン味わえなかった勝利の美酒は格別だった。