堀川未来夢はかつての“相棒”をバッグイン 真っ赤なパターがスコア後押し【きょうのヒトネタ!】

AI要約

堀川未来夢が初日に67で7位タイのスコアをマークし、ショットの不調を語る一方で、パッティングの冴えが光る。

堀川が新たに導入した真っ赤なヘッドのセンターシャフトパターは、過去に使用していた相棒であり、再び活躍している。

2日目のプレーで注目すべきは、堀川が使用する真っ赤なヘッドのパターだ。

堀川未来夢はかつての“相棒”をバッグイン 真っ赤なパターがスコア後押し【きょうのヒトネタ!】

<ANAオープン 初日◇12日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72>

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「ANAオープン」が行われている札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)から。

初日に7バーディ・2ボギーの「67」で回り、7位タイの上々発進を決めた堀川未来夢だったが「ショットが全然ダメだったので、なんとかしないと…」と不満顔。フェアウェイキープ率は28.5%と「フェアウェイから打った記憶がないですね。変に手が反応しますね…」とショットの不調を訴えた。それでも復調傾向にあるというパッティングは冴え、パット数は26回と高水準。初日の好スコアを支える要因となった。

パターを見ると、見慣れない真っ赤なヘッドが目についた。堀川といえばスコッティキャメロンの『ファントムX 6STR』の印象が強いがどうやら替わっている。詳しく話を聞いてみた。

その正体は2018年に発売された、テーラーメイド『スパイダーツアー』のセンターシャフトだ。モデルは違うが、かつてジェイソン・デイ(オーストラリア)も使用していた、いわゆる“赤スパイダー”。米国男子ツアーでも使用者が増えたことで、当時は話題となった。

このパターは堀川のかつてのエースパターで、8月の「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」からバッグインしているとのこと。新しいパターも作ってもらっているが、「いったんはこれで」とかつての相棒が再びスタメン入りしたというわけだ。長さは33インチとやや短めのセンターシャフトモデルとなっている。

「50%くらいですけど」とかつてのエースの感覚を完全に取り戻したわけではないが、好スコアを後押ししてくれたことは間違いない。2日目は11時55分にインコースからスタートする堀川。中継に映った際は、ぜひ真っ赤なヘッドに注目してほしい。