「クソッ! 何やってんだ」絶好調だった鈴木誠也の“記録弾”にFワードで絶叫! ド軍ミラーがマウンド上で見せた苛立ち

AI要約

鈴木誠也(カブス)が敵地ドジャースタジアムで20号本塁打を放つ快挙を達成。

相手投手を苛立たせるほど完璧な当たりを見せ、記録更新も果たした鈴木の活躍が際立っている。

大谷翔平と同世代としても注目される鈴木の今季の成績は上々で、大記録に挑戦している。

「クソッ! 何やってんだ」絶好調だった鈴木誠也の“記録弾”にFワードで絶叫! ド軍ミラーがマウンド上で見せた苛立ち

 鈴木誠也(カブス)の見せつけた会心の一打は球場を騒然とさせた。

 現地時間9月11日、鈴木は敵地ドジャースタジアムでのドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。3回の第2打席で右中間席に2年連続となる20号本塁打を放った。

 失投を見逃さなかった。2-5と3点差を追っていた3回にふたたびドジャース先発のボビー・ミラーと対峙した鈴木は、カウント0-1から真ん中高めに浮いた97.2マイル(約156.4キロ)の高速シンカーを強振。逆方向へかっ飛ばした当たりはグングンと飛距離を伸ばし、右中間スタンドに入った。

 興味深かったのは、打たれた直後のミラーの言動だ。

 打たれた瞬間、振り向きざまに「Damm!(クソッ!)」と叫んだ背番号28は、鈴木がベースを悠々と一蹴する間にFワードを用いて「何やってんだよ」と絶叫。失投をしてしまった自らのピッチングを悔いるような仕草を見せた。相手投手をここまで苛立たせるのは、それほど鈴木の当たりが完璧だった証左だ。

 ちなみにこの本塁打で鈴木は、MLBに挑戦した日本人選手では松井秀喜、大谷翔平に次ぐ3人目となる2年連続20号を達成。さら右打者として最多だった城島健司氏(48発)を超えていた通算本塁打数も、最多記録を更新する54号としている。

 今季のOPSも.883と上々の成績として鈴木。前人未到の「50-50」に迫る大谷翔平と同世代である彼の活躍も目覚ましいものがあると言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]