東日本女子駅伝が今年の第39回大会をもって終了 多くの長距離ランナーを輩出

AI要約

東日本女子駅伝の主催者は今年の第39回大会を最後に大会を終了することを発表した。1984年から始まったこの大会は、日本の女子マラソンの選手育成に大きく貢献してきた。

福島を発着点とする第39回大会は11月10日に開催され、選手やファンにとって感慨深い終幕となる。

大会終了の理由として、大会の役割達成、スタッフ確保や人件費増加などが挙げられている。

東日本女子駅伝の主催者は9月11日、今年の第39回大会を最後に大会を終了することを発表した。

同大会は1983年から都道府県対抗女子駅伝が始まったことを受け、1984年11月に第1回東北・北海道女子駅伝がスタート。翌年からは関東地区などを加えて「東日本女子駅伝」として拡充され、各都道県から選抜されたランナーが福島を駆け抜けてきた。

これまで、浅利純子、鈴木博美、弘山晴美、土佐礼子、渋井陽子、福士加代子、尾崎好美、鈴木優花など、日本の女子マラソンで活躍してきた選手を多く輩出。女子長距離選手の育成、発掘にも大きく寄与してきた。

主催者は大会終了の理由として、大会の役割を達成したこと、ボランティアスタッフ確保や人件費の増加などを挙げている。

最後の大会となる第39回大会は、11月10日に福島市の誠電社WINDYスタジアム(信夫ケ丘競技場)を発着点とするコースで行われる。