「心がもうそこにない」 GKシュチェスニーが現役引退

AI要約

サッカー元ポーランド代表GKのシュチェスニーが現役引退を発表。

アーセナルやユベントスで活躍し、84試合のポーランド代表出場も持つ。

家族への専念を理由に引退を決断。ユベントスでは無失点を多く記録。

「心がもうそこにない」 GKシュチェスニーが現役引退

【AFP=時事】サッカーポーランド代表でプレーし、アーセナル(Arsenal)やユベントス(Juventus)でも活躍したGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)が27日、現役引退を発表した。

 シュチェスニーは自身のインスタグラム(Instagram)で「体はまだチャレンジできると感じるが、心がもうそこにない。今こそすべての関心を家族に振り向けるときだと感じている」と話し、「そのため、引退を決断した」と明かした。

 34歳のシュチェスニーは、ポーランド代表で84試合に出場。クラブレベルでは2006年に母国を離れてイングランド・プレミアリーグのアーセナルへ加入し、FAカップ(FA Cup)優勝2回を果たした。シュチェスニーは「これほど長い旅の始まりになるとは、あのときは思いもしなかった」と振り返っている。

 その後は2017年にユベントスへ移籍し、チームとイタリア代表のレジェンドであるジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)の後任を務めた。ユベントスではリーグ制覇3回、イタリア杯(Italian Cup)優勝3回を経験し、252試合に出場して103回の無失点を達成した。

 しかし8月14日に双方合意の上でユベントスとの契約を解除すると、イタリアメディアでサウジアラビア移籍がうわさされていた中、引退を決断した。【翻訳編集】 AFPBB News