中日・立浪監督「よかったときよりも球数が多い」高橋宏斗の変化語る「ボール球が増えて打者有利のカウントに」【語録】
中日が広島を2-1で破り、高橋宏の好投や石川昂の逆転2点打などで勝利を収めた。
高橋宏は7イニング1失点で広島・森下を投げ勝ちし、松山が8回を抑えた。
打順を変えて挑んだ中日は、カード初戦を制し、点を取るための努力を続ける決意を示した。
◇27日 中日2―1広島(バンテリンドームナゴヤ)
▼先発・高橋宏が7イニング1失点。広島・森下に投げ勝った
ああいうピッチャーに勝つのはやっぱり自信になる。このところ球数が多くなるというのはあるが、よく抑えた
▼負け投手になった20日のDeNA戦(横浜)からの変化は
ボール自体はスピードも含めてそんなに変わらない。よかったときよりも、球数が多い。ボール球が増えて、打者有利のカウントにしてしまうことが多い。カープ打線も点を取れないというイメージがあったと思う。バントできていた
▼8回は松山
うちの勝ちパターンは8回・松山。(1死二塁の)ピンチをよく抑えた。ゲームとして、少ない点数をよくものにした
▼逆転の決勝2点打は4回に石川昂
(右翼線の)いいところに(落ちた)。外野が後ろに守っていた。(一走の)カリステもよくかえってきてくれた
▼三塁で起用した
サードにカリステ、石川をそのまま一塁にというのもあった。ただ、将来的に三塁を守れないと、というのもある。きょう、捕ってほしい打球もあった(3回2死一塁で末包に三塁線を破られた)。打つ方で取り返したのはよかった
▼打順としては4番に川越を起用
振れるというのもあるし、内容もよかった。きょうは打てなかった(3打数無安打)。ここのところ細川がちょと状態を落としていて、というのもある
▼カード初戦を取った
もっと点を取れるように頑張る。相手は各打者が粘る技術を持っている。いやらしい。同じ1つのアウトにしても、粘って粘ってというのがある。うちもそこを目指していかないとなかなか上へは行けない。きょうは勝ったが、課題と反省点は多い