独立リーグの雄・徳島出身23歳が掴んだ“コリアンドリーム”!「6週間で給料3倍強」を獲得、さらに契約延長が決まって……

AI要約

斗山ベアーズが白川 恵翔投手と2週間の延長契約を結ぶことを発表。

白川は徳島インディゴソックスから韓国球界に移り、好投を続けていた。

白川のKBO移籍は代替外国人選手制度の初の事例で、契約金も大幅に増額されるなど、注目を集めている。

独立リーグの雄・徳島出身23歳が掴んだ“コリアンドリーム”!「6週間で給料3倍強」を獲得、さらに契約延長が決まって……

 8月21日、韓国プロ野球(KBO)の斗山ベアーズが白川 恵翔投手(池田)と2週間の延長契約を結ぶことを発表した。

 白川は5月、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスから韓国球界へと舞台を移し、好投を続けていた。

 白川は、昨秋のドラフト会議で6人同時指名を受けた“超育成球団”徳島で5年間プレー。5月にSSGランダースへ6週間の期限付き移籍を果たし、5登板で2勝2敗、奪三振率は10点台と活躍すると、7月上旬には、斗山ベアーズに移籍。8月16日のKTウィズ戦で韓国球界入り後初の8回を投げ、無失点の好投でシーズン4勝目をあげていた。

 白川のKBO移籍は、同リーグに今季から導入された「代替外国人選手制度」を適用したもの。KBOの外国人選手登録の上限3名に対し、6週間以上のケガ人が出た場合、代替として他の外国人選手を6週間限定で獲得できるという制度で、白川の移籍が導入後、初の事例として注目を浴びていた。

 契約金もうなぎ上りだ。SSGランダースとの契約が6週間で150万円(インセンティブ含む)、斗山とは520万円(インセンティブ含む)と3倍以上。今回は2週間の延長だが、それでも200万円(インセンティブを含む)の好条件。見事“コリアンドリーム”を掴み取った。今回の活躍は白川個人だけでなく、「日本人独立リーガー」としての価値を高めることにも繋がっている。再び韓国でプレーすることが決まった右腕の活躍に、今後も注目していきたい。