中村敬斗「日本ツアーでチームのコンディションが上がった」。リーグ・アン開幕に向けて語る

AI要約

スタッド・ランス所属の日本代表FW中村敬斗が、リーグ・アン開幕を控えて日本ツアーや新シーズンに向けた意気込みを語った。

日本ツアーでの試合結果や日本人選手との交流について振り返り、リーグ・アンとJリーグの違い、日本でのオフの過ごし方などについても語っている。

日本への帰国時やフランスへの帰還時に感じる違いや日本での美味しい食べ物についても言及している。

中村敬斗「日本ツアーでチームのコンディションが上がった」。リーグ・アン開幕に向けて語る

リーグ・アン開幕を控えたスタッド・ランス所属の日本代表FW中村敬斗が、今夏の日本ツアー、そして迎える新シーズンについての思いを語った。

昨季リーグ・アンを9位で終えたスタッド・ランスは5月下旬の最終節を終えオフに入り、開幕に向かう夏のプレシーズンに日本ツアーを実施。7月下旬に来日し、ほぼ中二日の日程でジュビロ磐田、清水エスパルス、FC町田ゼルビア、ヴィッセル神戸と対戦した。磐田に1-1、清水には0-3、町田に2-0、神戸に0-1という結果に終わったが、中村はリーグ新シーズンに向けてこのツアーが良い経験だったと振り返る。

――日本ツアーの印象を教えてください。

暑い中、ハードでタイトな日程でキツくはありましたが、そのおかげもありコンディション面で、チームも個人的にも上がりました。良い経験になりました。クラブチームとして日本でプレーするのは初めてだったので新鮮な感じがしましたし、いろいろな意味で楽しかったです。

最後の2試合で言えば、町田には勝てましたし、神戸には負けてしまいましたけど、チームとしてやりたいことがハッキリ出た試合だと思います。たくさんの観客の皆さんに入っていただいたので、久しぶりにJリーグのチームと対戦するワクワク感みたいなものを感じられました。

――リーグ・アンでの試合とJリーグのチームとの試合では違いもありますよね。

ありますね。サッカースタイルがもちろん違いますし、観客の雰囲気も湧き方も違います。どちらがいいというわけではなく、Jリーグのチームとプレーして、そこの感覚は何か懐かしい感じがしました。

――日本人選手との交流もあったと思いますが、印象に残った選手はいますか?

印象に残ったかはわからないですけど、ジュビロ磐田でプレーしている平川怜選手は世代別の時からずっと一緒にやってすごく仲が良くて、ずっと連絡も取っていました。彼と対戦することができたのは嬉しいですね。(町田のGK)谷(晃生)選手もガンバ大阪の時に一緒にやっているし、また、世代別や代表でも一緒にやっていたので対戦できて良かったです。

――日本でのオフはどのように過ごしていたのですか?

3週間くらいだったのでそこまで長いわけではなかったんですけど、のんびりしていました。国外に旅行に行ったりもしました。南国のビーチで海に入ってリラックスしたり、チルしたりするのがすごく好きなんです。特に暖かいところが好きでゆっくりできました。

――日本に帰国して一番美味しかったものを教えてください。

毎回実家に帰るんですけど、家に帰って親の料理を食べる、家族と一緒に食事するのはすごく楽しいですし、懐かしくてやはり良いですね。あと欧州で寿司は食べられるんですけど、焼肉は薄切りの肉がないんです。だから、日本に帰った時は焼肉に行きたいというのはありますね。

――フランスに帰ってきた時に日本から持ってきたものはありますか?

日本で服を買ったりして持ってきましたけど、それくらいですね。食べ物や調味料系は、僕に限らず親が欧州に来た時に持ってきてくれたり、シェフの方が持ってきてくれたりするので個人的にはそんなに持ってきませんでした。