東洋太平洋バンタム級王者・栗原慶太が現役続行宣言 先月試合後のリングで「俺は勝ってない!」涙の絶叫【ボクシング】

AI要約

ボクシング東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太が現役続行を発表。

栗原は試合後進退を考えていたが、競技を続ける決意を固めた。

栗原はWBC8位、IBF9位で世界ランク入りし、WBA同級2位・那須川天心との対戦相手候補でもある。

東洋太平洋バンタム級王者・栗原慶太が現役続行宣言 先月試合後のリングで「俺は勝ってない!」涙の絶叫【ボクシング】

 ボクシング東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(31)=一力=が13日、SNSで現役続行を発表した。7月22日に東京・後楽園ホールで行われたスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦で、無名のフィリピン人ポルテスを相手に終盤に失速する大苦戦の末に判定2―1で辛勝。試合後のリングで「俺は勝ってない!」と叫んで涙をこぼし、控室では進退についても口にしていたが、約3週間で現役続行の気持ちを固めた。

 栗原はX(旧ツイッター)に「試合後進退を考えておりましたが、競技を続ける決意をしました。今後とも変わらず応援してくださると幸いです。諦めず世界チャンピオンを目指します」と記した。通算19勝(16KO)8敗1分けで、東洋太平洋同級王座に4度返り咲いた苦労人。右強打で現在もWBC8位、IBF9位と世界ランクに入っており、WBA同級2位・那須川天心(帝拳)の対戦相手候補にも挙げられていた。