【西武】今井達也が7回に突如乱れて4四死球で3失点「厳しいところに投げようと意識して悪い結果につながってしまった」

AI要約

日本ハムが西武を5-1で下し、試合を制した。

西武・今井達也投手が7回に乱れ、逆転を許す展開となった。

今井達也投手は自責点0で8三振を奪い、三振数ではリーグトップを維持したが、球団8敗目を喫した。

【西武】今井達也が7回に突如乱れて4四死球で3失点「厳しいところに投げようと意識して悪い結果につながってしまった」

◆パ・リーグ 日本ハム5―1西武(10日・エスコン)

 落とし穴は1点リードの7回に待っていた。6回まで1安打、7三振、無失点。最速157キロの速球にキレのあるスライダーで相手打線を抑えていた西武・今井達也投手が突如、乱れた。1死一、二塁から石井の一ゴロを捕った野村大が二塁へ悪送球。満塁とするとマルティネスに8球粘られた末に押し出しの四球を与えて追いつかれると、続く代打・野村への死球で勝ち越し点を献上。2死後、松本剛にはストレートの四球を与えてしまった。「厳しいところに投げようと意識してしまったことが、悪い結果につながってしまいました」と悔しがった。渡辺GM兼監督代行は「1点先制して何とか踏ん張っていたけど、あのイニングは彼のもろさが出てしまった」と指摘した。

 8敗目を喫したとはいえ、自責点は0。8三振を奪って今季137三振を数え、リーグ1位はしっかりと守った。常にイニング以上の三振を狙う右腕は「三振を取れたことはよかったと思います」と前を向いた。