苦しむ大谷翔平、5の0… 2戦9打席無安打 ドジャースはロバーツ監督が抗議で退場処分になる一幕も

AI要約

大谷翔平選手が2試合連続でノーヒットに苦しむ中、ドジャースはフィリーズに逆転負け。大谷の打率も下がり、チームも連敗し、ナ・リーグ西地区2位との差が縮まった。

大谷の試合は5打数無安打で終わり、さらにロバーツ監督も守備を巡る抗議で退場処分となるアクシデントがあった。

ロバーツ監督の退場後、試合はフィリーズの力で一気に逆転。シュワーバーが7打点を積み重ね、ドジャースは敗れた。

苦しむ大谷翔平、5の0… 2戦9打席無安打 ドジャースはロバーツ監督が抗議で退場処分になる一幕も

◇7日(日本時間8日) 大リーグ ドジャース4―9フィリーズ(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は「1番・指名打者」でスタメン出場し、5打数無安打だった。これで2戦、9打席連続ノーヒットと苦しんでいる。打率も・302まで下がった。チームは逆転負けで連敗。ナ・リーグ西地区2位のパドレスとダイヤモンドバックスに3ゲーム差と接近された。デーブ・ロバーツ監督が守備を巡る抗議で退場処分となる一幕もあった。

 大谷は、先発右腕フィリップスに対し、1回は二塁へのゴロ。一塁手ハーパーが捕球後にベース上で足を滑らせたように見え、1度はセーフと判定されたが、フィリーズ側の要求でリプレー検証した結果、アウトに判定が覆った。2回無死一、二塁では一ゴロ、4回は二飛。7回は左腕アルバラドに対して遊ゴロ。9回は三邪飛だった。

 ロバーツ監督の退場劇は1点リードの6回。無死二塁で相手打者の三塁線バントした。遊撃手ロハスが三塁カバーに入り、走者にタッチしたが「走塁妨害」との判定。これにロバーツ監督は抗議し、退場処分となった。

 結局、6回無死一、三塁で試合再開となり、内野ゴロで同点。2四球と右飛で2死満塁とされ、暴投で勝ち越し点を献上し、さらに3ランで突き放された。フィリーズのシュワーバーは7打点をあげた。(写真はAP)