初五輪でも平常心 山下、ショット安定―ゴルフ〔五輪〕

AI要約

山下は初めて経験する五輪にも緊張を感じず、堂々とプレーした。ショットはまずまずで大きなパーセーブもあり。

ブティエが65をマークして飛び出したが、まだ3日残っており、一打一打集中して闘志を見せる。

松山英樹のメダル獲得が刺激となり、自身も強い意欲を持ってプレーしている。

 山下は初めて経験する五輪にも「違った雰囲気はあったけど、緊張はいつもの試合と変わらない」と落ち着いた様子だった。

 ギャラリーから日本語の声援も多く飛んだ中、日本ツアーの年間女王らしく堂々とプレーした。

 3番からバーディー、ボギー、バーディーと出入りがあった後は全てパー。何度もあったチャンスを決め切れなかったのは不満そうだが、「ショットはまずまず」と言う。9番(パー5)は第1打を池に入れながら4打目でグリーンに乗せ、最後は2メートルを沈めた。大きなパーセーブだった。

 ブティエが65をマークして飛び出したが、まだ3日残っており、2位以下は混戦。「何があるか分からないので、一打一打集中してやるだけ」といつも通りの姿勢だ。

 男子の松山英樹の銅メダル獲得を間近で見て刺激を受けた。「メダルを取るという気持ちがすごく伝わってきて、私も頑張ろうという気持ちになった」。結果を出すことに強いこだわりを持ちつつ、プレーは平常心でできている。いい形で初日を滑り出した。