菊池雄星、アストロズ移籍後初勝利 6回途中2失点8Kの快投で10試合ぶり白星

AI要約

ヒューストン・アストロズが同地区3位レンジャーズとの3連戦に勝ち越し、菊池雄星投手が移籍後初勝利を挙げた。

菊池は6回途中2失点の投球で、初回からピンチをしのぎつつ、力強い投球を見せた。アストロズは7回以降を守り、勝ち越しを果たした。

菊池は今季成績を5勝9敗、防御率4.62としたが、ブルージェイズ所属時以来の白星を手にすることができた。

菊池雄星、アストロズ移籍後初勝利 6回途中2失点8Kの快投で10試合ぶり白星

● レンジャーズ 4-6 アストロズ ○

<現地時間8月7日 グローブライフ・フィールド>

 ヒューストン・アストロズが同地区3位レンジャーズとの3連戦に勝ち越し。先発した菊池雄星投手(33)は6回途中2失点の投球で移籍後初勝利を挙げた。

 1点の援護を受けて登板した菊池は、初回をわずか8球で三者凡退。2回裏には、先頭打者ヤンのヒットから自身の暴投と捕手の悪送球が重なり無死三塁のピンチを招いたが、後続打者3人を打ち取り無失点で切り抜けた。

 2点リードで迎えた3回裏は二死一、二塁のピンチで3番セミエンを三球三振。続く4回裏には一死から再び一、二塁と走者を背負ったが、7番ガルシア、8番グロスマンから連続三振を奪ってピンチ脱出。5回裏を三者凡退で終え、移籍後初勝利の権利を得た。

 さらに5点のリードを持って6回裏のマウンドに上がるも、先頭打者セミエンに17号ソロを被弾。4番ヤンを空振り三振とするも、5番ラングフォードに四球を与えたところで球数が100球に達して降板。2番手テーラー・スコットが適時打を浴び、菊池に2失点目が記録された。

 アストロズは7回以降をブライアン・アブレイユ、ライアン・プレスリー、ジョシュ・ヘイダーの3投手で逃げ切り、菊池が移籍後初勝利をマーク。3カード振りの勝ち越しを収め、アメリカン・リーグ西地区の首位タイに浮上した。

 この試合の菊池は5回1/3、100球を投げて4安打、3四球、8奪三振、2失点という投球でブルージェイズ所属時の6月11日以来、10試合ぶりの白星をマーク。今季成績は5勝9敗、防御率4.62となっている。