選手村の暑さ&騒音問題に「独自の方法で解決を…」 敗退→恨み節の選手がまさかの場所で睡眠

AI要約

イタリアの競泳選手がパリ五輪の選手村で苦しんだ状況を訴え、金メダル獲得後に公園で眠る姿が目撃された。

選手村のエアコン不足や食事不満などにより、チェッコン選手はコンディションに影響を受けたと述べた。

チェッコン選手は競技に備え、独自の方法で疲労回復を図っていた。他の選手も彼をインスタグラムで撮影し、共感の声を上げている。

選手村の暑さ&騒音問題に「独自の方法で解決を…」 敗退→恨み節の選手がまさかの場所で睡眠

 さまざまな議論や問題提起が続くパリ五輪の選手村。敗退直後に窮状を訴えたことが話題になったイタリアの競泳選手が、意外な場所で発見されたことが判明。ある選手のSNS投稿を英紙が報じている。

 競泳のイタリア代表、トマス・チェッコンは7月29日の100メートル背泳ぎで金メダルを獲得したものの、31日に行われた男子200メートル背泳ぎは準決勝で敗退。レース直後のインタビューで、エアコンがない選手村の部屋や満足ではない食事の提供などについて訴えたことを米専門メディアが報道した。「騒音と暑さで夜も昼も眠れず、少し疲れていた」などと告白し、コンディション面に影響が及んでいたという。

 そんなチェッコンについて、英紙「ザ・サン」は「2024年パリ五輪選手村の状況に不満を漏らした金メダリストのトーマス・チェッコン、公園で眠る」との見出しで記事を掲載。「イタリアのスターは疲労回復のために“屋外”で寝ることで、この問題を独自の方法で解決しようとしている」と伝えている。

 記事によると、サウジアラビアのボート選手のフセイン・アリレザが、チェッコン選手が昼寝しているところを見つけ、選手村の敷地内にタグ付けをしてインスタグラムに投稿したという。「この写真が撮られたのが4×100メートル男子メドレーリレーでチェッコンと彼のチームメートが決勝に進めなかった前か後かは不明」としているものの、チェッコンが独自の対策をして競技に臨んでいたことを報じている。