【SGオーシャンカップ事前情報】原田幸哉が悲願の地元SG制覇なるか/ボートレース大村

AI要約

地元の原田幸哉が72周年記念で王道優勝を果たし、オーシャンカップの出場権を獲得。再びSG制覇を目指す。

昨年のオーシャンカップは大荒れとなり、羽野直也が約8年ぶりの20代戦士として優勝。オーシャンカップ連覇を目指す。

オーシャンカップ初出場の新開航や複数優勝経験者たちが揃い、3年連続で新たなSG初優勝が期待される。

【SGオーシャンカップ事前情報】原田幸哉が悲願の地元SG制覇なるか/ボートレース大村

ボートレース大村では7月23日からSG「第29回オーシャンカップ」が開幕する。4月の72周年記念で予選トップから王道優勝を決めたのが、地元の原田幸哉。この優勝でボーダー付近だったオーシャンカップの出場権を確実なものにした。当地でのSG制覇は原田の悲願。再び大きな注目と期待を集めるだろう。

昨年のオーシャンカップ優勝戦は凄まじい大荒れとなり、それまでのSG優勝戦最高配当を一気に10万円近く更新した。そこで主役に駆け上がったのが羽野直也で、約8年ぶりの20代戦士によるSG優勝でもあった。当地は羽野にとって思い出深い水面だ。17年の65周年では2コースからインの原田を差し切って、弱冠22歳で初のGIを制覇している。次はオーシャンカップ連覇へ、夢が膨らむ。

今回の初出場の選手は4人と少なめ。それでも新開航は選考期間中にGIで5優出と上位で当選。勝負強さには定評があり、初出場でも怖い存在ではないか。

石野貴之と峰竜太はオーシャンカップで複数優勝している。特に石野は計3回の優勝を果たしていて、峰も17年に涙の初SGVを手にした。吉田拡郎もまた、14年4月に当地62周年を制したわずか3か月後に、オーシャンカップ(第19回)でSGウイナーの仲間入りを果たした。吉田にとっても当地とオーシャンカップはゲンのいいタイトルだ。

一昨年は椎名豊、昨年は前述の羽野と、2年連続でSG初優勝が出ている。ちなみに今年の出場選手の約3分の1、17人はSG未戴冠。3年連続の快挙が見られる可能性は十分ある。

また、信じがたいことにSG1冠のみの茅原悠紀と山口剛も奮起が期待できる。茅原は昨年の優勝戦でトップスタートで攻めるもインの抵抗に遭って惜敗。山口は最近1年のGIで6優出3優勝と勝ちまくっている。待望の2冠目はすぐそこまで迫っていると言えそうだ。