最悪の無駄遣い…。ACミラン歴代“不良債権”ワーストイレブン【DF】ボヌッチのせいで…。かつて期待されるも潰れた男

AI要約

ACミランが獲得した選手で“不良債権”となった例を紹介。

移籍金3774万ユーロで獲得されたマッティア・カルダーラはわずか2試合の出場に終わる。

カルダーラの市場価値は200万ユーロにまで下がり、最終的にミランを去ることになった。

最悪の無駄遣い…。ACミラン歴代“不良債権”ワーストイレブン【DF】ボヌッチのせいで…。かつて期待されるも潰れた男

 ACミランはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でACミランが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。

DF:マッティア・カルダーラ(元イタリア代表)

生年月日:1994年5月5日

在籍期間:2018年夏~20年冬

移籍金:3774万ユーロ(約60.4億円)

クラブ通算成績:2試合0得点0アシスト

 マッティア・カルダーラはミランへの移籍からキャリアが狂ったセンターバックだ。移籍金は3774万ユーロ(約60.4億円)だが、ミランで出た公式戦はわずか2試合である。

 アタランタで価値を高めたカルダーラは、2017年1月にユベントスが権利を取得し、その後もアタランタにレンタルされて経験を積んでいた。そんな中、2018年夏にレオナルド・ボヌッチがユベントスに復帰する際、実質的なトレードという形でミランに移籍している。

 カルダーラは加入した1年目で開幕早々にケガをしてシーズンを棒に振ると、レンタルの日々が開始。各地を転々としているうちに、3774万ユーロで獲得したカルダーラの市場価値は200万ユーロ(約3.2億円)まで下がった。

 2021/22シーズン途中にはレンタル先のヴェネツィアでのパフォーマンスが評価されて、最終ラインに負傷者が続出したミランが呼び戻しを検討したとされる時期もあるが実現せず。結局、今夏にフリーでモデナに移籍しており、最後までミランの戦力になることはなかった。