ロイヤルズ・ウィットが球宴ホームラン競争に4人目の参加決定 リーグ打率2位の若手スター 大谷翔平は辞退へ

AI要約

ロイヤルズはロバート・ウィット内野手がオールスター前日のホームラン競争に参加することを発表した。

ウィットは若手スターであり、高い成績を残しており、大型契約も結んでいる。

本塁打競争にはヘンダーソン、ボーム、アロンソなどが参加予定であり、ジャッジや大谷翔平は辞退の意向を示している。

ロイヤルズ・ウィットが球宴ホームラン競争に4人目の参加決定 リーグ打率2位の若手スター 大谷翔平は辞退へ

 ロイヤルズは8日(日本時間9日)、ロバート・ウィット内野手(24)が16日(日本時間17日)に米テキサス州アーリントンで開催されるオールスター前日の15日(同16日)のホームラン競争に参加すると発表した。

 ウィットは今季、92試合でア・リーグ2位の打率3割2分4厘、15本塁打、61打点、22盗塁。メジャーデビューの2022年に20発&80打点、23年には30発&90打点をクリアした遊撃を守る両打ちの若手スターだ。今年2月にはロ軍と11年総額2億8880万ドル(約429億5000万円=契約発表時のレート)という超大型契約を結んだ。これまで年俸総額が全30球団中15位が最高の中堅球団では極めて異例の契約。それだけの期待を背負っている。

 これで正式に参加を表明したのはア・リーグ2位となる27本塁打のヘンダーソン(オリオールズ)、ナ・リーグ2位の70打点のボーム(ブレーブス)、昨季まで2年連続40本塁打で過去2度の優勝を誇るアロンソ(メッツ)に次いで4人目となった。ともにナ・リーグ5位となる19打点、60打点のT・ヘルナンデス(ドジャース)も参戦の意向を示しており、8人の顔ぶれが見えてきた。

 今年からは球数制限が付くなど負担が軽減された本塁打競争だが、スイング数や球数制限なしでサク越えの本数を競っていた。あまりに体力消耗が激しく、無理に飛距離を求めてフォームを崩す危険性があることから強打者の出場辞退が相次ぎ、今季も両リーグ最多の32本塁打のジャッジ(ヤンキース)がすでに辞退を表明。ドジャース・大谷翔平投手(30)もMLB側からオファーがあったことを認めた上で「(右肘の)リハビリがある。(スイング数などの)ボリュームも多いし、今回は出ない方向で進むんじゃないか」と辞退の意向を示している。