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ドジャース ロバーツ監督が「なんて夜だ」大谷翔平が無安打でもスミス大爆発 浮かぶ驚異の勝率・636 エ軍時代とは真逆に
ドジャースが逆転で連敗を止め、ナ・リーグ地区首位対決の初戦を制した。大谷翔平選手は30歳の誕生日で5打数無安打だったが、チームは驚異的なデータを示し、ノーヒット試合の勝率が高いことがわかった。
スミスが大活躍し、大谷がノーヒットでもチームが勝利できる強さを示した。大谷は一ゴロで走者進塁など最低限の役割を果たし、後続の選手が勝ち越す活躍を見せた。
大谷はチームの勝利に喜びを感じ、ファンやロバーツ監督も彼の活躍を称賛していた。ドジャースでは大谷が打っても、周りがサポートしてくれる環境があり、そのことに感謝を示していた。
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「ドジャース8-5ブルワーズ」(5日、ロサンゼルス)
ドジャースが逆転で連敗を止め、ナ・リーグ地区首位対決の初戦を制した。30歳の誕生日を迎えた大谷翔平選手は5打数無安打、3三振に終わったが、チームにはある驚異的なデータが浮かび上がってきた。
それは大谷がノーヒットに終わった試合の勝率。今季は22試合あったが、14勝8敗の勝率・636となっている。これは今季のシーズンの勝率・602(53勝35敗)を上回っており、いかにチーム力が高いかを証明している。
もちろんここまで大谷が打って勝ってきたゲームはいくつもあった。ただたとえ音なしに終わっても勝ちきれる強さがドジャースにはある。この日は後ろを打つスミスが爆発した。初回に先制ソロをたたき込むと、三回には2打席連続アーチをマーク。1点を追う七回には左翼ポール直撃のソロで自身初の1試合3発。いずれも大谷が倒れた後に快音が響いた。
大谷自身も同点の八回、1死一、二塁の第5打席では低めの変化球をひっかけての一ゴロだったが、走者を進める進塁打となった。最低限の役割を果たすと、スミスの四球をはさみ、フリーマンの決勝2点タイムリー、さらにT・ヘルナンデスも適時打で続いて一挙3点を勝ち越した。
大谷はバルガスの2ラン、スミスの同点ソロにベンチでこん身のガッツポーズ。打席に立った際は、ハッピーバースデーを歌うファンも多くいような雰囲気となったが、チームの勝利に喜びをにじませていた。
ロバーツ監督はスミスの大爆発に「なんて夜だ。本当にすごかった。彼は非常に安定している」とうなった。エンゼルス時代は「なおエ」という言葉も生まれたように、自らが打っても勝利に直結することは少なかった。だがドジャースでは結果を出さなくても周りがカバーしてくれる。「勝利」の2文字に喜びを感じる様子が、この日の大谷にはあった。