「技術的に限界が…」リバプールがキミッヒ獲得で遠藤航は控えに?英メディアが徹底比較「勤勉で粘り強いが…」【海外の反応】

AI要約

リバプールがアンカーの補強課題に対し、バイエルンのキミッヒ獲得に動く可能性が報じられている。

遠藤とキミッヒのデータを比較し、キミッヒのパススキルや守備能力が優れていることが明らかになっている。

遠藤は守備的MFの問題に長期的な解決策ではなく、キミッヒがリバプールの中盤の問題を解決する重要な存在になりうるとの指摘がある。

「技術的に限界が…」リバプールがキミッヒ獲得で遠藤航は控えに?英メディアが徹底比較「勤勉で粘り強いが…」【海外の反応】

 サッカー日本代表の遠藤航が所属するリバプールは、アンカーのポジションの補強が課題となっている。そんな中、獲得候補として名前があがっているのがバイエルン・ミュンヘンに所属するヨシュア・キミッヒだ。英メディア『FOOTBALL FANCAST』は、現地時間3日にリバプールがキミッヒの獲得に動く可能性について報じている。

 昨季は中盤の底のポジションを、遠藤1人でやりくりしていたリバプール。純粋なアンカーとしてプレーできる選手はおらず、補強が必要なポジションの1つとして今夏の移籍市場においても注目されているところだ。

 そんな中で、クラブが獲得する可能性のある選手として名前があがったのがバイエルンに所属するキミッヒだ。同メディアは、「キミッヒ獲得レースでは、リバプールが最有力候補とみられている」と前置きした上で、同選手と遠藤を比較したデータを紹介していた。

 記事によると、昨季のキミッヒはアシストが6回、パス成功率は91%、1試合あたりのタッチ数は90.3回、タックル数が1.6回、キーパスの数が2.6回、デュエル勝利数が2.8回で勝率は60%だった。一方の遠藤は、アシストが0回、パス成功率は88%、1試合あたりのタッチ数は54.4回、タックル数が1.7回、キーパスの数が0.6回、デュエル勝利数が2.9回で勝率は41%と、日本代表選手が勝利していたのはタックル数のみとなっている。

 上記のデータを元に、「キミッヒはもはや新人ではない。しかし、優れたパススキルと鋭い守備能力を持ち合わせており、新監督のシステムを支えるメトロノームのような存在として、イングランドで輝かしい成功を収める有望なポジションに就くだろう」と、クラブが獲得すべき理由を指摘していた。

 そして、「31歳の遠藤は、リバプールの守備的MFの問題に対する長期的な解決策ではない。勤勉で粘り強いのは確かだが、技術的には限界がある。キミッヒは明らかに遠藤より一歩抜きん出ている。知性があり、闘争心があり、創造力に富んでいる」と、遠藤の貢献は認めつつも、キミッヒが現在リバプールの中盤が抱えている問題を解決するキーマンになりうることを強調している。