阪神 佐藤輝明が名誉挽回の1試合2発 勝ち越しの5号ソロを左翼席にたたき込む 直前の守備で失策→同点劇の起因に

AI要約

阪神の佐藤輝明内野手が六回に勝ち越しの5号ソロを放ち、1試合2本塁打を達成。

佐藤輝は前打者のミスから出場メンバーを驚かせる逆方向へのホームランを記録。

久々の本塁打を放つことで久しぶりの手応えを感じ、試合に名誉挽回の活躍を見せた。

 「広島-阪神」(3日、マツダスタジアム)

 阪神の佐藤輝明内野手が六回に勝ち越しの5号ソロを放った。自らのミスをばん回する1試合2本塁打だ。

 六回、前打者の大山が併殺打に倒れイヤなムードが漂う中で迎えた弟3打席。九里の浮いたボールをきれいに逆方向へ流し打つと打球は左翼席最前列に飛び込んだ。

 思わず九里も驚きの表情を浮かべた一撃。五回の守備では2死から菊池の三ゴロを処理した際、一塁へ痛恨悪送球。このミスを起点に試合を振り出しに戻されていただけに、価値ある名誉挽回弾となった。

 二回の第1打席では右翼席へ4月21日・中日戦以来となる先制の4号ソロを放っていた佐藤輝。「久しぶりすぎて」とコメントしていたが、両手に残った手応えが冷めないうちに勝ち越しソロをたたき込んだ。