【F1】ラッセル“棚ぼた”2年ぶりV「信じられないよ」「3番手を守ったことが効いた」2022年ブラジルGP以来、通算2勝目

AI要約

メルセデスのジョージ・ラッセルがオーストリアGPで2年ぶりの勝利を飾る

ラッセルはトップの座を転がり込んで勝利し、「信じられない」と喜びを語る

チームは2戦連続で表彰台を獲得し、ラッセルは今後も勢いを維持したいと意気込む

【F1】ラッセル“棚ぼた”2年ぶりV「信じられないよ」「3番手を守ったことが効いた」2022年ブラジルGP以来、通算2勝目

◇F1 第11戦 オーストリアGP 決勝 30日 レッドブルリンク(4・318キロ×71周)

ペン=尾張正博、ルイス・バスコンセロス

 メルセデスのジョージ・ラッセル(26)=英国=が、棚ぼたで2年ぶりの勝利。グリッド通りの3番手を死守していたラッセルに、大きなご褒美が届いた。思いもしなかったトップの座が残り8周で転がり込み、2022年の第21戦ブラジルGP以来の通算2勝目。「信じられないよ。それしか言いようがない。序盤の厳しい戦いをしのぎ、3番手を守ったことが効いた」とまくしたてた。

 第9戦カナダGPからクルマの状態も良くなり、チームとして2戦連続で表彰台を獲得していた。トップを必死に追いかけ、上り調子で迎えていたからこそ、“棚ぼた”を手にできた。

 「ここ数戦は良いレースができたし、このままの勢いを保ちたい。まだマックスとランドには届かないけど、その後ろを確実に取ることに意味がある。次はホームGPのシルバーストーンだ」。2週続きのミラクル達成を、その胸に秘める。