鈴木誠也が5号ソロ、13試合ぶりの一発! ジャイアンツ先発のメジャーデビュー白星を阻止、地元紙は悔しがる

AI要約

カブスの鈴木誠也外野手がジャイアンツ戦で同点ソロホームランを放ち、チームは競り負けて4連敗。5月を最長とする13試合ぶりの本塁打だった。

鈴木のホームランはバレルに当たる完璧な打球で、飛距離は431フィート。相手投手のデビュー登板を台無しにした一撃となった。

ジャイアンツのバードソング投手は鈴木のホームランを打たれて悔しい思いをし、勝利投手の機会を逃した。

鈴木誠也が5号ソロ、13試合ぶりの一発! ジャイアンツ先発のメジャーデビュー白星を阻止、地元紙は悔しがる

◇26日(日本時間27日) カブス3―4ジャイアンツ(サンフランシスコ)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)は敵地のジャイアンツ戦で5号同点ソロを放つなど4打数1安打、1打点。試合は競り負け、4連敗。これでジャイアンツ4連戦も頭3つを落とした。

 お待たせの一発だった。2―3と1点を追う5回2死での第3打席。右腕バードソングの外寄り高め155キロ直球を捉えた打球は、自軍のリリーバーたちが万歳する中堅右フェンス奥のブルペンに飛び込んだ。

 今季最長13試合ぶりの一発は、6月12日のレイズ戦以来。地元中継局マーキーSNのシアンビ実況は「3―3の同点! セイヤ・スズキが『touch ‘em all(全ての塁を踏む=本塁打)』です!」と声を張り上げた。

 打球初速109マイル(約175キロ)、射出角度28度は、文句なしの『バレル』。バレルとは80%以上の確率で長打が見込まれる「打球初速98マイル(約158キロ)」以上と「射出角度25度前後」の組み合わせ。飛距離は431フィート(約131メートル)だった。

 メジャーデビュー登板だったジャイアンツの相手先発バードソングはここで降板したため、球団地元紙SFクロニクルは「バードソングはフルカウントから鈴木誠也にソロアーチを打たれ、降板。あと1アウトでデビュー登板にして勝利投手の権利を得られていたのに…」と悔しがった。(写真はAP)