元中日の李鍾範氏が始球式 捕手役の息子、ジャイアンツ・李政厚が右手グラブで捕球 5月に左肩負傷で

AI要約

ジャイアンツの李政厚外野手の父で元中日の李鍾範氏が始球式を務め、息子の背番号51のユニホームを着てリラックスしたフォームでストライクを投じた。

捕手を務めた政厚は左肩の負傷のため左手を使えず、投球後に左手を掲げて歓声に応えた李鍾範氏はマウンドを降りて息子と抱擁した。

李政厚は昨年ジャイアンツと契約し、今季は負傷離脱するまで37試合に出場し打率・262、OPS・641、2本塁打の成績を残していた。

 「ジャイアンツ-カブス」(26日、サンフランシスコ)

 ジャイアンツ・李政厚(イ・ジョンフ)外野手の父で元中日の李鍾範氏が始球式を務めた。息子の背番号51のユニホームを着た鍾範氏はリラックスしたフォームから山なりのストライクを投じた。

 捕手を務めた政厚は右手にはめたグラブでキャッチした。5月12日のレッズ戦で打球を追ってフェンスに激突し、左肩を負傷。その後手術を受けたため、左手を使えないからだ。投球後に左手を掲げて歓声に応えた父は、マウンドを降りて息子と抱擁した。

 李政厚は名古屋市出身。韓国プロ野球で2年連続首位打者に輝くなど走攻守そろった外野手で、昨年12月にジャイアンツと6年総額1億1300万ドルで契約した。今季は負傷離脱するまで37試合に出場し打率・262、OPS・641、2本塁打の成績を残していた。