【NBA】早期敗退を喫したサンズがフランク・ボーゲルを解任、後任は元バックスのマイク・ブーデンフォルツァーが有力

AI要約

サンズはデビン・ブッカーとケビン・デュラントにブラッドリー・ビールを加えた『ビッグ3』で優勝を目指したが、チームはシーズンを通して安定せず。49勝33敗の6位でプレーオフに進んだものの、ティンバーウルブズに手も足も出ずにスウィープ負けを喫した。

シーズン終了からほどなくして、フランク・ボーゲルの解任が発表された。彼はレイカーズにディフェンス戦術をもたらしてNBA優勝を勝ち取った経歴を持つが、そのディフェンス戦術はサンズにはフィットしなかった。『ビッグ3』はケガが多くて連携が出来上がらないままプレーオフを迎え、プレーメークを託せるポイントガードの獲得というボーゲルの要求は無視されたままで、失敗の責任すべてが彼にあったわけではないが、誰かが責任を取らなければならない場合、その多くでヘッドコーチが『犠牲の羊』となる。

もっとも、彼は選手からの信頼を失うという大きな失敗を犯している。ブッカーもデュラントもビールも勝つために全力を尽くしたが、それぞれの力はバラバラに働き、一つにまとまることがなかった。勝てないことで、ハードワークをしていること自体がストレスになる。ボーゲルはその解決策を持っていなかった。

【NBA】早期敗退を喫したサンズがフランク・ボーゲルを解任、後任は元バックスのマイク・ブーデンフォルツァーが有力