米ゴルフ最終日に蛮行、乱入者が18番グリーンで発煙筒 背景に環境保護団体か、米メディア報道

AI要約

米男子ゴルフのトラベラーズ選手権最終日に抗議者が乱入し、18番グリーンに粉状の物質を残す事件が起きた。

抗議者らは環境保護団体の一員であり、グリーン上で警備員に取り押さえられた。

大会はスコッティ・シェフラーがトム・キムとのプレーオフを制して優勝した。

米ゴルフ最終日に蛮行、乱入者が18番グリーンで発煙筒 背景に環境保護団体か、米メディア報道

 米男子ゴルフのトラベラーズ選手権(TPCリバー・ハイランズ、6835ヤード、パー70)は現地時間23日に最終日が行われたが、抗議者が18番グリーンに乱入する場面があった。発煙筒もたかれる物々しい雰囲気に。米メディアは、背景に環境保護団体の存在があると報じている。

 米大手放送局CNN電子版では「日曜日に米コネチカット州クロムウェルで開催されたPGAツアー、トラベラーズ選手権の最終ラウンドで、18番グリーンに抗議者が駆け込み、パッティング面に粉状の物質が残り、プレーが数分間遅れた」と報じられている。

 抗議者5人のうち、数人は「死の惑星でゴルフはいらない」と書かれたTシャツを着ていたという。記事ではこの背景に環境保護団体「エクスティンクション・レベリオン」があると指摘した。

 乱入者をグリーン上で警備員が取り押さえ、取り囲む大勢のギャラリーも騒然。記事では「警察はすぐに抗議者を排除し、首位のトム・キムとスコッティ・シェフラーを含む最終組は同点でホールを終え、プレーオフに進むことができた」と伝えた。

 米放送局「FOXニュース」は抗議者がグリーン上で即座に逮捕されたと報道。大会はスコッティ・シェフラー(米)が通算22アンダーで並んだトム・キム(韓)とのプレーオフを制して優勝している。