スケートボード女子は吉沢恋・中山楓奈・赤間凛音に五輪切符…ブレイキン女子は湯浅亜実・福島あゆみが代表

AI要約

アクションスポーツのパリ五輪シリーズ(OQS)第2戦がブダペストで行われ、スケートボード女子ストリートで日本勢が表彰台を独占。吉沢恋が優勝し、初の五輪出場を果たす。

ブレイクダンスの女子競技でも日本勢が表彰台を独占し、湯浅亜実が五輪出場権を獲得。男子では永原悠路が初の五輪出場を決める。

他にもスケートボードやブレイクダンスでの代表選出が行われ、日本選手たちの活躍が目立った。

 【ブダペスト=井上敬雄】アクションスポーツのパリ五輪シリーズ(OQS)第2戦は23日、ブダペストで最終日が行われた。

 スケートボード女子ストリート決勝は表彰台を日本勢が独占。14歳の吉沢恋(ここ)が270・79点で優勝し、初の五輪出場を決めた。東京五輪銅の中山楓奈(ふうな)(ムラサキスポーツ)が3位に入り、2大会連続の五輪代表。決勝進出時点で初の五輪代表を確実にしていた15歳の赤間凛音(りず)は4位。世界選手権女王の織田夢海(ゆめか)(サンリオ)は2位ながら獲得ポイント差で代表を逃した。

 パリ五輪の新競技ブレイキン(ブレイクダンス)の女子はOQS第1戦に続いて表彰台を日本勢が独占。決勝は第1戦と同じ顔合わせになり、湯浅亜実(ダンサー名AMI)が福島あゆみ(同AYUMI)に2―1で雪辱。両者が五輪出場権を獲得した。第1、2戦とも3位の津波古梨心(つはこりこ)(同RIKO)は落選となった。男子は全日本選手権準優勝の大能寛飛(おおのひろと)(同HIRO10)が6位で獲得ポイントにより代表入り。残り1枠を争った菱川一心(いっしん)(同ISSIN)は今大会は4位で逆転での五輪出場はならなかった。

 スケートボード男子パークは競技が終了し、予選敗退していた中国・杭州アジア大会銀の永原悠路(ゆうろ)(太陽ホールディングス)が獲得ポイントにより初の五輪出場を決めた。