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【バレー女子】日本が第3セットを取り返す!井上が8得点と躍動 大会初制覇へ反撃
ネーションズリーグ女子決勝トーナメントで日本がイタリアに敗れるも、第3セットを奪い返す
日本は初の決勝進出を果たし、大会初メダルも確定
日本は47年ぶりの優勝を目指して強敵に挑む
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◇ネーションズリーグ決勝トーナメント決勝 日本―イタリア(2024年6月23日 タイ・バンコク)
バレーボールのネーションズリーグ女子決勝トーナメントは23日にタイ・バンコクで決勝戦が行われ、世界ランク6位の日本は同1位のイタリアと対戦。セットカウント0―2で迎えた第3セットを取り返した。
第1セットは古賀、石川が強打を狙うも、相手の粘りのレシーブから3連続得点につなげられ、開始3分で早くもタイムアウトを要求。タイムアウト明けに石川、古賀のスパイクが続けて決まったものの、その後はイタリアの強みのブロックに阻まれ点差を広げられた。イタリアのエース・エゴヌの打点の高いスパイクにも苦しみ、最初のセットを失った。
第2セットは序盤からイタリアに5連続得点を許す苦しい手展開。日本選手のスパイクがことごとく相手のブロックにかかるなど最後まで流れを呼び込めなかった。
落とせば敗れる第3セットだったが、途中出場の井上が悪い流れを断ち切った。バックアタック、サーブで得点を重ねてチームを盛り立てると、最後は相手のスパイクがアウトとなり、このセットを奪い返した。
日本は22日、当時の世界ランク1位・ブラジルと対戦。フルセットの激闘の末にセットカウント3-2(26-24、20-25、25-21、22-25、15-12)で下し、初の決勝進出を果たすとともに大会初メダルも確定させた。
日本の主要国際大会での優勝は1977年W杯が最後。47年ぶりの快挙を目指して強敵に挑んでいる。