「体力勝負になる」 小祝さくらが後続に6打差と独走 ツアーでは3年ぶりの“月曜決着”へ

AI要約

第3ラウンドが雨によるコース状態不良のために順延され、この日はその再開のみが行われた。

小祝さくらが通算15アンダーで独走し、後続を6打差で2位に立つ。

最終ラウンドは月曜日に実施される。過去の月曜日決着は数例ある。

「体力勝負になる」 小祝さくらが後続に6打差と独走 ツアーでは3年ぶりの“月曜決着”へ

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ4日目(23日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6688yd(パー72)◇雨(観衆1500人)

降雨によるコース状態不良のため、前日順延された第3ラウンドの再開が午前7時から午後1時にずれ込み、この日は同ラウンドのみを行った。

ツアー通算10勝で今季1勝の小祝さくらが7バーディ、ボギーなしの「65」で回り、通算15アンダー。予選ラウンド2位通過から、後続に6打差をつける独走態勢に入った。

「あした試合が始まって5日目。体力勝負になると思う。自分の中ではショットがすごい良い感覚はなかった。ミスショットもあった。足の疲れは少しあるが、残り1日力を振り絞って頑張りたい。自信持って最後までプレーしたい」と中継のインタビューで答えた。

通算9アンダーの2位にツアー6勝のベテラン・藤田さいき、同1勝の高橋彩華、未勝利の沖せいらが並んだ。

1年8カ月、17試合ぶりにレギュラーツアーで予選通過を果たした永久シード保持者の不動裕理は「70」で回り、通算4アンダーで21位から12位に浮上した。

最終ラウンドは予備日の24日月曜日に実施する。競技終了が月曜となるのは、勝みなみが優勝した2021年「日本女子オープン」以来4度目で、今大会ではコロナ禍の“シーズン初戦”となった2020年大会(優勝は渡邉彩香)以来2度目。

<上位成績>

1/-15/小祝さくら

2T/-9/藤田さいき、高橋彩華、沖せいら

5T/-8/安田祐香、リ・ハナ

7T/-7/天本ハルカ、尾関彩美悠

9T/-5/上田桃子、濱田茉優、野澤真央

<過去の月曜決着>

1997年「日本女子オープン」(兵庫・東広野GC)

2020年「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)

2021年「日本女子オープン」(栃木・烏山城CC)