小祝さくらが独走で今季2勝目に王手

AI要約

前日から持ち越された第3ラウンドで小祝さくらが7バーディー、ボギーなしの好調なプレイで通算15アンダーで今季2勝目を狙う。

独走態勢に入り、後続に6打差をつけて好調をキープ。今季の複数回優勝目標に近づく。

最終日のスコア伸ばしと予備日の競技など、注目すべきポイントが続く。

小祝さくらが独走で今季2勝目に王手

 ◇女子ゴルフツアー アース・モンダミン・カップ第4日(2024年6月23日 千葉県 カメリアヒルズCC 6688ヤード、パー72)

 日没サスペンデッドで前日から持ち越された第3ラウンドが行われた。

 小祝さくら(26=ニトリ)が7バーディー、ボギーなしの65で回り通算15アンダーで今季2勝目に王手を懸けた。

 8番パー5から競技を再開。左ラフからの第3打を40センチにつけバーディーを奪い幸先の良い滑り出しを見せた。

 好調なショットを武器に7番で20センチ、8番で50センチのバーディーチャンスにつけ通算12アンダーまで伸ばした。

 ハーフターンの時点で後続に3打差をつける独走態勢に入ると、10番で3メートルを沈め勢いを加速させる。14、15番でも連続バーディーを奪い通算15アンダーまで伸ばし、ホールアウトした時点で後続に6打差をつけた。

 小祝は3月のヤマハ・レディースで通算10勝目となる今季初Vを飾った。3週前のメジャーの全米オープンで9位に入り、前週のニチレイ・レディースでも1打差の2位となるなど好調をキープ。

 今季はシーズン複数回優勝を目標に掲げているが、その可能性が一気に高まった。

 あす24日の最終日は、どこまでスコアを伸ばすか注目される。

 なお、この日は第3ラウンドの未消化分だけが行われた。

 ツアー競技で予備日の月曜日に競技が行われるのは、21年日本女子オープン以来で、大会では20年以来4年ぶりとなる。