どうなる優勝賞金５４００万円 第２ラウンド１３９人がホールアウトできず…最終日も悪天候予報
女子プロゴルフツアーのアース・モンダミンカップが2日目に行われたが、降雨により中断となり、47組の選手がホールアウトできず、再開が22日に予定された。
大会は予備日も設定されており、日曜日や月曜日に試合が続く可能性がある状況で、藤田さいきと高橋彩華が一時的な首位に立っている。
選手たちは悪天候の中での競技を乗り越えることになりそうで、2日目の試合が22日に早朝から再開される予定となっている。
◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第２日（２１日、千葉・カメリアヒルズＣＣ＝６６８８ヤード、パー７２）
第２ラウンドが行われたが午後３時２５分、降雨によるコースコンディション不良のためサスペンデッドとなった。午前１１時７分に一時中断し、再開を目指したが順延に。４７組１３９人がホールアウトできず、２２日は午前７時から競技が開始される予定となった。通算８アンダーの藤田さいき（３８）＝ＪＢＳ＝と高橋彩華（２５）＝東芝＝が暫定首位。
朝から激しい雨が降り続いた。４時間以上の中断を経てサスペンデッドが決定。午後に競技開始の選手はスタートができず、１３９人が第２Ｒを終えられなかった。ルーキーの政田夢乃（２３）＝なないろ生命＝は９ホールを終え、プロ初の中断に。「同期６人でしゃべっていたら３時間たってた」と空白の時間も楽しく過ごしていたという。
２２日は午前７時から再開予定。スケジュール通りに進めば、最終組がホールアウトするのは午後１時４５分。その後、第３Ｒが行われるが、日没までに完了することは困難だ。さらに、最終日の２３日も午前中は悪天候の予報。今大会は予備日が設定されており、大会主催者や日本女子プロゴルフ協会の判断次第では、４年ぶりの“月曜日決着”の可能性も浮上した。高額優勝賞金５４００万円を巡る争いは、長丁場となりそうだ。（富張 萌黄）
